来る4月17日、朝イチで私は自宅から車で10分足らずの某大病院へと向かいました。入院受付窓口にて軽い説明を聞き、薬の持ち込み等を確認し、いよいよ産婦人科病棟へと行きます。付き添い人は面会時間以外は病室には入れないので待合室のような所で暫く待っていると執刀医の先生からのお話を聞くために小部屋に移動させられました。私の場合は執刀医の先生は手術中でしたので麻酔科の先生がお話してくださいました。レントゲン写真を見ながら付き添いの母親と弟にも詳しく説明をしてくださいました。私の場合、全腹腔鏡下子宮全摘術両側卵管切除術を行う予定です。


皆さんご存知の方も多いかと思いますが卵巣を温存するので女性ホルモンは分泌し続け、髪や肌に老化の影響は出ないそうです。その変わり血液こそは毎月出なくなるものの生理痛の症状はあるそうで更年期障害も後に出るそうです。


あらかた説明を聞き終えると付き添い人の母と弟とはここで別れ私だけが病室へと案内されました。


病室は6人部屋でしたが私が入った当初は私を入れて3人でした。それぞれのベッドにはカーテンがピッタリと閉められていてお隣さん(?)には挨拶等は不要のようです。


手首に入院中にはずっと付けているリストバンドを装着させられました。


手術時にはおへそからカメラを挿入するのでおへその汚れを綺麗にしてもらいました。


おへそ周りがベタついたので15時から入浴の予約を取ってもらいました。


その後、トイレやシャワー室や洗濯室を案内してもらいました。先程に予約を取ったシャワー室には予約が取れた時間が書いてあるマグネットをドアに貼り付け、ぶら下がっている入浴中という札を見えるように表示させ鍵はかけないようにとの事でした。


お昼の12時になると昼食が運ばれて来ました。記念すべき最初のメニューは厚揚げの五目炒めと大根の中華和えと白米170gにマンゴープリンでした。結構な量だなと感じましたが大食漢の私には余裕でした。その運ばれてきたお盆の上には手術以降食べれるようになる頃のメニューが選べる用紙が入っており至れり尽くせりでした。


15時まで着てきたワンピースのままベッドで寛いでいました。レンタルした浴衣はシャワー後に着た方が良いとの事でした。


15時になるとシャワー室に行きました。シャワー時間はたったの20分しかないので大急ぎで頭と体を洗いました。隣りの洗濯室にドライヤーをする場所がありましたが、そこはドアが何故か開けっ放しなので通りすがりの人の視線が気になりました。


因みにショーツやズボン付きのパジャマは手術後に傷に当たると痛いのでサイズが大きめの肌に優しいショーツを持参するべきです。浴衣はレンタルが無難ですが入院してる若い子達は可愛い浴衣を着ていたりしていました。


綺麗な浴衣にも着替え、また夕食までベッドでマッタリとします。1000円でテレビカードを購入するとテレビや冷蔵庫を使う事が可能でしたが私は特に購入しませんでした。


WiFiも飛んでいないのでリラックスタイムには持参してきた本を読んで過ごしていました。


夕方の6時頃になると夕食が運ばれて来ました。今度のメニューは清汁(渦巻麩・三つ葉)と豚生姜焼きと春菊とキノコのお浸しと白米170gでした。勿論、今回も完食致しました。


21時になると看護師さんが下剤を持ってきて飲むようにと言われました。この下剤は8時間くらい時間をかけて便意を促すようです。


その後に体温と血圧も測りましたが体温37.4℃と血圧が上153の下90と心配の数値をたたき出し看護師さんも心配していました。と、いうのは何か血圧160超えると手術に支障が出るらしく明日の朝の測定にかけるのみです。


0時を過ぎると絶食が始まるので23時位に持参したカロリーメイトを食べておきました。


その後、すぐに就寝しようとしましたが同室の方のいびきが酷く耳栓も持参してきて良かったと思いました。


子宮全摘出手術までの険しい道のり④に続く。