私は35歳で看護専門学校に入学し、卒業後37歳で大学の助産科に入学しました。3年間看護学校に通いそのまま1年間大学の助産科に通う、以前の仕事を辞めて踏み出した道は助産。

 

 大学の助産科に通い単位をとり実習も通過した38歳の12月、助産師国家試験まで一月半。お風呂場で倒れて脳動静脈奇形がみつかる。


 4年かけてきた助産師国家試験をどうしても受験したいともちろん思いました。1度目の頭痛後あまりの痛さで夜間救急を受診した際は筋緊張歳頭痛と診断。2度目の頭痛後は脳出血と診断。2度目の頭痛後に診ていただいたドクターは私が看護学校に行っていた時に脳神経の授業でご教授いただいたドクターで授業の中で頭痛の話やご自身は頭痛の研究をしていると言っていました。ドクターは待合でぐったりしている私を見ると直ぐにCTをとり脳出血をしている。救急車で総合病院に搬送すると言われました。ドクターに「あと1ヶ月半で助産師国家試験です。受けたいです。」と伝えると「来年受けなさい。」と言われました。


 「来年受けなさい。」は今年は受験できないという事です。来年は受験出来るかもという事です。激しい頭痛で何かおかしいぞと感じていた、痛くて30分も座っていられない私は脳出血をしている事に納得し何年かかろうと国家試験を受けようと思い「来年受けなさい。」という言葉に未来に目標を持たせてもらい救われました。