Nちゃんが中学1年生になり、英語の授業が始まって少し経った頃に、私は彼女に英語は好きかどうか聞いてみました。
すると、
英語はつまらないから嫌い
とのこと…
小学校2年生の時に、あんなに英語の世界で過ごしたことを楽しんだNちゃんがなぜ…
私は授業参観期間に、Nちゃんの英語の授業を観に行かせていただきました。
英語の先生は、年配の日本人男性だったのですが
「これは三人称単数だから○○で…。」とただただ
淡々と説明されるだけの、眠たくなるような内容…
これでは、つまらないのも当たり前です…
しかし!!
そんな中学校の中でNちゃんがバイリンガルな子を発揮した時がありました
Nちゃんが通っていたのは中高一貫の私立校で、
年に1度英語での「スピーチコンテスト」が行われていました
各クラスから選ばれた2名の生徒達が、全校生徒の前でスピーチを披露します。
スピーチの原稿はテーマに沿って、自分で英語で書きます。
Nちゃんからスピーチの原稿を見てほしいと頼まれ、見てみると…👀
きちんとテーマに沿った、そしてスピーチらしい原稿が書けていたのです👀
もちろん、多少のスペルミスや文法ミスはありましたが。
わたしはNちゃんに、英語は嫌いじゃなかったのか聞いてみると
授業や勉強は嫌いだけど
英語を話すと思うと楽しい!
とのことでした
そして一緒に少し原稿の手直しをし、まずは普通に読んでみるように伝えました。
すると…
スラスラと👀そして日本人には難しい
”LとR””th””v””ch”などの発音がしっかりできて
いてビックリしました👀
誰かに発音を習ったりしたのか聞いてみると、別に何もしていないとのこと。
これはもう「英語を話すと思うと楽しい!」と、
頑張って英語で原稿を書いたNちゃんには、絶対に
1クラス30名程の中の2名に選ばせたい
スピーチコンテストに参加してほしい
当時私が働いていたインターナショナルスクールでは、年に1度小学生のスピーチコンテストを行っており、私はその指導もしていたので、Nちゃんにも
同じように指導をしました
明るく元気な声で、身振りやジェスチャーをつける、声のトーンや強弱、下を向かない、熱意を込める、生き生きと、などなど…。
Nちゃんはそれらをどんどんと吸収していき、とてもスピーチらしく、話すことができるようになりました
しかし…
Nちゃんの中学校には帰国子女の生徒達もたくさん通っているので、強敵だらけです
Part4へ続く…