【鬱病】
気分障害の一種であり、抑うつ気分、意欲・興味・精神活動の低下、焦燥、食欲低下、不眠、持続する悲しみ・不安などを特徴とした精神障害である。(Wikipediaより抜粋)

このように明記されています。



人によって症状は違いますし
度合いも違います。



目に見えない病と言われ
理解されにくい病気。



私自身、鬱病と診断されましたが
鬱病を否定し治療をしませんでした。

理由としては
気の持ちようだと思ったし
薬漬けになるなんて
まっぴらごめんだと思ったから。


このブログを書いてる今
あの時にしっかり治療すればよかった。
と、思いました。
薬ではなくてね。



近年では鬱病に対しての
理解も深まりを見せ
社会復帰をする人が増えている。



大手企業には
産業医との密な連携で
復職サポート等を行なっている。
カウンセラーを配置してる
事業も少なくはない。



そんな企業って
ほんの一握りだけど
それでも希望が見える。



ここからは私の持論なので
スルーして頂いても結構です。

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鬱病になるほどの事が自分を襲い
大切な自分の心を痛めた。



鬱病って
人生の休息期
なんじゃないのかな?



鬱病って聞くと
死をイメージしませんか?
自殺するとか。



そこまでの精神状態って事。



日本人って特に
〜しなければ
〜せねば
〜して当たり前
の、精神で生きがち。
そんな世間体が根強い。



休息を促すための鬱病なのに
上記のような世間体が
更に自分を追い詰めていく。



心のセンサーは正直に作動し
鬱病を発症させているのに

働かなきゃ。
鬱病を早く治さなきゃ。
こんな私じゃダメだ。
自分は人と劣っている。
価値がない。

自分で自分を追い込み
限界値のアラートが作動しても
分からなくなる。



そしてクラッシュ。
自死を選択する方も
少なからずいるのが現実。








無価値観









何のために生きているの?
生きてる意味ってあるの?
答えが見出せない。




まずね。
みんな価値がある。
生きてるだけでいいんだ。




病気になると弱くなる。
体も心も。
考える力さえも。



そこに押し寄せる
深い闇に足を取られ
抜け出せなくなる。



誰にも相談できなくて
孤独に苛まれ
泣いても、泣いても
枯れない涙を流して
小さな箱の中に閉じこもる。



心の内は見せない。
誰にも気づかせない。



作り笑いを浮かべ
何を食べたか分からない。
味が分からない。
その場、その場に
それとなく存在感を残そうとする。



箱の中の自分は
小さな声で
助けてよぉ…
って言ってるのに
誰も気づかない。




自分自身が
気づかせようとしない為に必死だ。


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攻めなくていい。
責めなくていい。



とにかく、深呼吸をしよう。
澄み切った空が見える場所で。



昼の空が眩しすぎて苦手なら
夜空でいいんだよ。



夜空は月と星が
優しく見守ってくれる。



雲ひとつない青空は太陽が
温かく包み力をくれる。



鬱病の時こそ
自分の内面と向き合う時間。


何が自分を追い込んだのか?
何が嫌だったのか?
その感情を否定せず
感じ切って認めてあげよう。
抱きしめてあげよう。








その内なる向かい合いは
自分の根となり
力強い芽をいぶき
大きな花を咲かせ
種を付け、繁栄させる。




無敵の循環が生まれる。




あなたの傷ついた経験こそが
素晴らしい価値観である事。




その経験を必要としている人が
この世界には沢山いる。




鬱病になったら
(心が病んだら)
自分の内面と向き合って
自分を知る機会だと思ってみたら
少しは楽になりませんか?




今の自分に必要な出来事を
しっかり受け入れてみよう。
凄く怖いんだけどね。














自分だけは自分の味方。