昨日は、

母の面会に行った。

病院の感染症対策のため

面会時間はたったの15分。


母は「ヤマカイバレエ」を

大阪へ見に行った時に

お腹が痛くなったらしい。

松浦けいこの存在を今まで知らなかったと

なぜか自慢気に話していた。


もっと、今の症状の再発率や

退院日時の打ち合わせなど、

必要急務な話を

15分の中で聞かなくてはいけないのに・・・


とにかく、病人にあるまじき

元気さであった。


文藝春秋をご所望の母に、

「週刊文春しかなかった」と言うと、

なんて低俗な、、、という顔をされた。

文藝春秋に平野啓一郎の連載が

あるらしい。


面会が終わると、

点滴の棒を魔女の杖のように握り、

マレフィセントのように

偉そうに去って行った。



その後、

スーパーで借り物競争みたいに

急いで買い物。

車を飛ばして帰宅し、

息子を乗せて貸しスタジオへ。


時間を遅くに変更したが、

快く暖房をつけて

待っていてくれた。


広いスタジオで、

1時間頑張って自主練習、

動画を撮っては見直し、

撮っては見直し、

しながら頑張っていた。


息子はシソンヌ・アッサンブレや

カブリオール、

などジャンプのピークで

片手がアンオーになるが、

下半身は張れているのに、

いつもサル🐵みたいに肘が曲がり、

アルファベットの「C」みたいになる。

そのため腕が実寸の1/2ぐらいに

短く見えて不様でもったいない。


ポールドブラだけの練習。

(音のアクセントにポーズをつけるため、

手先の位置を先に確定させる。)

ポールドブラと真っ直ぐ上にジャンプのみ。

それぞれのパに合わせてやってみる。


私が後ろからジャンプに合わせて

脇を持ち上げて、

(もはやパドゥドゥ、、、)

腕と脇の引き上げと脚のジャンプの

連動性をもっと意識できないものかと

色々やってみる。が、

どうしても直せない。直らない。

もう時間がない。


そこで、閃いた✨

「1回さぁ、空中のポーズのピーク時に

アンオーにするって思わずに、

肩は最大限に下げて、

手先は柔らかいまま、

バレエのポジションではやり過ぎぐらいに

腕は真っ直ぐ上に上げてみたらどうだろう?」


そんなのバレエ的にどうなのかな?

美的にどうなのかな?

表現としてどうなのかな?

とか思ったけど、

だって時間無いもん。


というわけで、

息子はシソンヌのポーズのピークで

片手を最大限に真っ直ぐ上に上げ、

もう片方は普通にアラセゴンドに。


するとどうでしょう!!

息子の不様だったアンオーが!!

正しく美しいアカデミックな

アンオーになった!!

息子の頭の中のアンオーのイメージが

アカデミックからはかけ離れて

腕がカーブしていたのだと思う。

息子の中でやり過ぎぐらいに

真っ直ぐにして「ちょうどえぇ」になる。


動画で撮って確認してみたが、

やっとこさっとこ正しいアンオーになった!!

今回はたまたまだろうけど、

「自分の中のイメージ転換」が

功を奏した例だと考察する。

画期的や!!

これで王子先生のチェックが入っても

Okだったら問題無し。



って、今ごろこんな事じゃ・・・。

まぁいいか。


退室するときに、

優しいご高齢のオーナー夫人が、

「次が最後の練習日だから、

見せてね!」

と仰いました。


息子も「はい」と返事していましたが、

帰り道、

嬉しそうでした。


本日は、大人レッスンは無し。

息子は通常レッスン。

その後、コンクール打ち合わせ。




今日もあっという間に終わった。

自分の事は何一つ出来なかった。

病院のエレベーターの鏡に写る

自分の顔が心なしかやつれて、、、


って!!そんな事より

明らかに太っている事に気付いてしまい

震えが止まらないっ!!


「ダイエット日記」


2/2   51.5kg

2/15 51.2kg

2/16 51.0kg

2/17 51.3kg



今は、いいの。

50kg±1kg、健康維持でOKなの。

コンクール以後、

本気出して行こう!!