こんにちは☆
おなじみの「迷子座」ブログ担当より、今週の練習風景をご報告させていただきます。
え?
いつもと変わらない風景じゃないかって?
違います!
演出のN氏により、ビシバシとしごかれています。
「チョット一こと言わせてくれ」とダメ出しをし、役者の指導そした後、「ハイ、もう言わん」と何回言ったことか・・・(苦笑)。
そんなこんなで、代役をしている人にもしっかしと演技指導をする、演出家N氏。
N氏にしごかれ(?)磨きをかけられた役者は、飛躍すると、わたくしは信じています。なんといっても、見る目がすごい。
聞いたことのある言葉で『観の目強く、見の目弱く』ものがあります。
我が『迷子座』の演出家、N氏はまさしくそれ。
なので、N氏に磨かれた役者は世に羽ばたいていくのです。
相変わらず、主演I氏は勢いあまってないセリフまで付け加えてしまいました。もう役に入りきってしまってるんですねぇ。
すかさずN氏の演出が入ります。「それは台本に書いていない!」
演劇というものは、難しくて・・・。
台本通りに行わないと、周りが混乱します。
それは、演劇だけでなく、どんな場面にも共通するのではないのでしょうか?
『打ち合わせ通り以外の事を勝手に行う』と、周りは困惑してしまいます。
もちろん、演劇は読み合わせから、立ちに入り、その中で台詞が少しずつ変わって行ったり、場をつけたしたり、そうやって作られていくので、書き下ろしで本番に挑む事は多くはありません。
しかし、本番で、リハーサルと違う事をしてみたり、暴走してしまう事は、けっしていいことではありません。
我々『迷子座』のお芝居は、そういう劇団です。
練習してきた、稽古のすべてを、
最高のものをお客様に提供する。そして、一番の目的は、その作品を通して、お客様に一番伝えたいことをストレートに伝える。
そんなお芝居を作っています。
現代劇であろうと、民話であろうと、そのコンセプトは変わりません。
まだまだ練習は始まったばかり。しかし、本番まで時間がないので、我々劇団員は、定期練習日の木曜日に加え、6月から日曜日の夜も練習を行うことになりました。
前半は練習小屋で行いますが、後半はまどかぴあで練習することになっています。
7月19日(日)14:00~
大野城まどかぴあ大ホールにて
「八分で十分」
こうご期待を!!