私にとっての幻の花 ネジバナ(もじずり)の思い出 | ひなたぼっこ♪(^^)/

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こころがゆれるとき、成長のチャンス。
生きるって・・・大変です。
でも いまそれなりに幸せです。

     ブログのお友達に 

     一昨日「もし 咲いていたら写真を」と

お願いしていたネジバナ

      早速 探し出して、

ブログにアップしていただきました

        すてきな言葉を添えて 

           リブログできないのが残念です 

 

        幸せのプレゼントでした

 

ネジバナを知ったのは、ほとんどのネジバナ好きの皆さんとおなじく

みつはしちかこ著「小さな恋の物語」でした

チッチとサリー

 

数年まえ 教会のバザーで見つけた本

 本は一律10円

一気に読んでいたころをおもいだしました

ネジバナのくだりはこの本では ありません下三角

 

その中に、チッチがネジバナのお話をする場面がありました

 

ネジバナが 蘭の仲間だということ

 

そして「もじずり」ともいう名前の由来とかが かかれていたような

 百人一首の 

  「陸奥(みちのく)の しのぶもぢずり 誰(たれ)ゆゑに

乱れそめにし われならなくに 」

で聞き覚えがありました

 

 そして母との思い出の花なんです

 

10月の結婚が決まった 初夏のころ

実家の前の空き地で、

初めてネジバナと出会いました

うれしくて 母を呼びました

 

母は18歳から定年まで 

公務員の仕事を続けていました

諸事情で 笑顔の少ない家庭

家の中でも

いつも働いていた記憶があります

 

母と話すことは 数えるくらいしかありませんでした

 

母と話すときは

 いつも節目の時だったような気がします

 

大失恋したとき

 

父のご機嫌を損ねて

感情をぶつけられた時

 積み重なった思いが爆発して

「家を出ていく」 と私が言い出した時

「00さんとの結婚はどうするの!」

と初めて、父の前で、私をかばってくれました

結婚のことなんて 初耳だった父は

驚いて 怒りを鎮めました

 

ネジバナを見つけ 母を呼んで

ネジバナの由来などを話したことは覚えています

  しみじみとゆっくり 

他の話もしたのでしょうが  

たったそれだけのことでしたが、

ネジバナをみると

その時のことを思い出します

 

こちらに来てから数年後

ネジバナをみつけて 喜んで土ごと植えましたが

育ちませんでした

 

翌年同じ場所にいってもネジバナはありませんでした

 

すっかり諦めていたころ

夫の仕事の関係で

韓国の大学生の女性二人の

2泊3日のショートスティをしました

友達の子供さんと一緒に 

阿蘇のファームランドへ行ったとき

駐車場にネジバナがたくさん咲いていて

 久しぶりの再会

 

そして、2017年 

長男のお嫁ちゃんの実家に

はじめてご挨拶を兼ねて訪問した時

九十九島が見える海沿いのお店に行ったときに、

ネジバナが咲いていてうれしくて 

写真を撮りました

 

それ以来のネジバナとの再会でした

 

結婚前 そしてあと数か月で遠方に行く

前の通い合うひとときだったのだと


 

すてきなネジバナの写真のプレゼントに

あの頃に戻りました

ありがとうございました

 

2017年 7月に再会した ネジバナ