ペット捜索隊 EPS

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迷子になったペット捜索を行なうペット探偵です
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今回は元日の能登半島地震の際、避難先で逃げ出してしまったケースです。

 

キャリーケースが無く、そのまま車に乗せて避難所へ向かった飼い主様アセアセ

ご家族様が車のドアを開けた際に飛び出してしまったそうです。

失踪当日に鳴き声が聞こえ、ご家族様が保護を試みるも逃げられてしまい失敗。

その後姿を見かけても逃げられていましたガーン

 

弊社へご相談いただく前に他社へ相談されており

「現場へ行くのは1週間以上かかります。予約状況によりいついけるかは不明ですが、私達が行ける日まで餌付けをして遠くへ離れにくくしてください。山に入ってしまうと見つからなくなってしまいます」

とアドバイスされていました。

※避難所は一部が山に面しており、民家が少ない場所でした。

 

飼い主様が捕獲器を設置していましたが、入ってくれず、それには

通常の捕獲器で入らなければ別の罠を使うしかないですね

と言われた事でご自身ではどうして良いかわからなくなってしまい弊社にご依頼いただきました。

 

不安でたまらない飼い主様は避難解除後も現場へ何度も足を運び、一瞬車の前を横切ったのを確認できたそうです。

その後も何度も現場を捜索し、たまたま排水溝と繋がっているパイプに入っていくのを見かけました目

逃げ込んだパイプは傾斜にあり、中が見通せません。

パイプの反対側は地面から1.5m程高い場所で90度下に折れている形状で、こちら側から出るには「降りる」ではなく、「落ちる」状態になるため、実質出入り口は1つと判断しました。

パイプ自体が地面に埋まっているため、人力でどうにかするよりもくろちゃんが自力で出てきてくれるのを待つ方が良いと判断。

何度かこの場所にくろちゃんが顔を出したため、飼い主様がご飯とお水をあげていました。

しかし、これ以降は出てきてくれず、捕獲器にも入った形跡もないため、飼い主様は困り果てていました。

(ご相談いただいた際に、これ以上ご飯とお水をあげないようお願いしました。)

画像のようにたくさんのご飯をあげていると、猫ちゃんからすればわざわざ安全な場所から出て、よくわからない捕獲器という物に入る危険を冒す必要がないのです。

捕獲器はご飯でおびき寄せる物なので、お腹が減っていなければ入ってくれる可能性が低くなる傾向にあります。

また、置きエサをすると他の野良猫ちゃんや野生動物が寄ってきてしまい、それらと鉢合わせしてしまった場合は縄張りを追われ、遠くに離れてしまうリスクが高まります。

 

 

スタッフが到着した日の天気は雨。

逃げ込んだパイプは雨水が流れ込むはずです。その後の天気予報では雨が強くなると書かれていました。雨量が増え、パイプ内に雨水が流れ込めば体が冷えてしまうので動くはずだと判断し捕獲器を再設置することとしましたニコ

 

 

飼い主様が既に設置していた捕獲器を確認させてもらった際

「何日もかけつづけているが入る気配がないので、うちの子は捕獲器に入らないと思う。他のペット探偵が言っていた罠(ドロップ式)を使えないか」

と相談されました。

しかし、現地の地形や状況を見る限り

≪ 何日も設置し続けた飼い主様が用意した捕獲器 ≫を使用する方が効果的な状態でしたのでそのことをご説明電球

 

飼い主様が設置していた場所から、入りやすい場所へと移動し、その捕獲器にさらに工夫を施しました爆笑

 

また、くろちゃんは警戒心がかなり高くなっており、人の気配を感じると出てきてくれないと想定されたため、人の気配を消す必要がありました。

そのため、スタッフは現場から距離をとり様子をみている間に無事に捕獲器に入ってくれ、保護となりました猫キラキラ

多くの飼い主さんは「A」がダメなら次は「B」!と道具を変えた方が良いと考えます。それがご自身が使ったことがない、聞きなれない道具なら更に効果が高く「さすがプロ!」と思えるでしょう。

しかし、優れた道具を使えばすぐに発見・保護が出来るのであれば私達 ペット探偵 という職業は不要なのです汗

その道具を買ってご自身で保護した方が安く(早く)済む場合も多いのですから。。。

 

私達ペット探偵は知識と経験から、そのケースに最適な捜索方法・保護方法・それに伴う道具を選びます。

方法1つとっても地形や猫ちゃんの性格、その他の状況によって異なります。弊社では道具はあくまでも発見・保護のための補助をするものだと考えます。

 

今回のケースのように同じ捕獲器だったとしても置く場所や向き、捕獲器への少しの工夫で効果は全く異なるため、スタッフの腕が試されるのですキラキラ

 

なぜ今頃になって元日の震災の話を、と思われる方も多いでしょう。

時間が経った事で人々の記憶から薄れ、風化する前に再度思い出していただきたかったのですニコニコ

南海トラフ巨大地震が危惧され、再度震災への注目が集まっている今、改めて避難セットのご用意をおススメします!!

 

震災等の被害にあわれている場合、人間も動物もいつもの心理・身体状態とは異なります。

何かあっても慌てないよう、人間用の避難セット同様に動物の避難セットを準備しておくと安心ですねあしあと

 

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