久しぶりに女子ゴルフの最終日の中継(生のLIVEではなく録画で残念)を見てました。

昨日は、最終日首位発進の稲見萌寧さんが-10で2位とは1打差でスタート

しかし、最終日は2バーディ7ボギーと荒れてしまい、5位タイ-6からスタートした小祝さらさんに逆転敗けでした。

小祝さんの勝因は
サンデーバック9を3バーディ2ボギーとしたことですが、16番のバーディ、18番のバーディはお見事としか言えません。

毎度楽々もこの大箱根では10回以上プレーしてるのですが、長い15番のパー5を終えて疲労困憊・・・リゾートコースの林間コースですが、インは結構上り下りがあって足も疲れてきます・・・そして16番は画面で見るよりも強い打ち下しが待ってるのです。

男子ならば1オンも可能で距離はないけれど、素人は第一打に悩みます。グリーン近くまで飛ばしたとしても左足下がりから止まる球は打てません。ドライバーではなく3Wなどを使って残り距離を100yくらいにしてフルスイングで止める球を打ったとしてもピンよりも大きければグリーンを外してバンカーとかになるし、グリーン手前に落してラフで止まったりもします。

要は身体が疲労してるのに「頭」がフル回転状態

17番ショートのグリーンも難しくて1オンできればラッキーな素人衆。流石にプロは1オンできますが、ここでもグリーンが難しい・・・・

そして、18番ですが、1打、2打はそれほど難しくない・・・ダラダラとした登りを打っていくだけです。

問題は第3打で、見えないグリーンをどう攻めるか・・・
プロの場合はホールロケーションを知らされているのですが、グリーン手前から転がしていくのが常道でしょうか?ピンオーバーに落せばラフは間違いないし、返しの寄せは、昨日の稲見さんのように2段グリーンの下まで行ってしまう・・・。

大箱根の15番から18番は、身体が疲れているのに頭は使わなければならないことです。

まさに、稲見さんと小祝さんの戦いは、肉体のぶつかりあいとか、筋力とかではなく、頭脳の戦いだったと思います。

稲見さんは、前日までの疲労が最終日の後半に出ていたのでしょうね。
テレビでは中々わからないのですけれど・・・

逆転劇は面白いけれど、同組対決でなかったので緊迫感はありませんでした。