緊急事態宣言が昨日で終わりました。

そのせいなのか、各地の人出は多かったようです。去年の今頃は、新型コロナウィルスの蔓延防止で、まさに「緊急事態」でしたね。学校の休校なんかもありました。

今年は、年初から「自粛」を余儀なくされる緊急事態宣言でしたが、首都圏の4都県を除いて昨日解除されました。PCR検査の陽性者数が減っていたり、医療機関の受け入れに少し余裕が出てきたせいでしょう。何よりも1月に厚労省が改定したPCR検査のCT値を下げた事が大きいと思います。

つまり、感染か決して減ってるわけでなく検査方法の改定に伴って各種の数値が改善されたかのように見えているからです。

これまでのPCR検査の方法が日本独自の厳しいCT値でしたから、国際基準になっただけです。これで偽陽性者が減ったわけですが、コロナの感染力が落ちたわけでもないし、社会的免疫が獲得されたわけでもありません。

ワクチン接種が医療従事者に対して先行して進んでいます。4月からは高齢者を対象にしての接種となり、7月以降に一般の皆さんも接種できるようになるわけです。

社会的免疫が出来るのは、今年の秋から冬ということになりますので、それまでは「警戒」を緩めるわけにはいきません。

ワクチン接種をすれば、「感染しにくくなる」「感染しても重症化して生命の危険は減る」ということで、新型コロナウィルスが世の中から消滅するわけではありません。

という事で、自粛生活はワクチン接種までの間は続くと思います。

コロナと共存するとなれば
3密を避ける
マスクをしっかりする
手指消毒を励行する

ということが第一ですが、一時マスク不足の時に流行った「布マスク」については毎度楽々はその効果を疑問に思うのです。しないよりもした方が良いという程度のもので、推奨されているとはいえないでしょう。

飛沫感染を恐れる人が多いと思いますが、「接触感染」の方が間違いなく確実に感染してしまいます。手指消毒の徹底が必要だと思います。

緊急事態専権解除で「飲食店の営業」が午後9時までになりました。
段階を追って解除されるでしょうが、午後10時までが限度でしょうね。
かつてのように深夜営業なてのは無理かもしれません。



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