この数日日大アメフット部関係の報道も多く、このブログもそれを取り上げてきました。

この報道というか、事件の背後にある日大アメフット部の指導について漠然とした疑問を感じていました。漠然の中に、どこかで見た光景のような記憶があるんです。

そして、気づいたのは、
これは、オウム真理教事件と同じで、選手をマインドコントロールする手法ですね。

宗教には、絶対性が付き物で、キリスト教であれば、神の存在は絶対的ですし、浄土真宗であれば、阿弥陀如来や親鸞聖人は絶対的存在で、その存在を認めるところで宗教が成立しています。批判も禁じられていますし、聖書の内容は「科学的な証拠がない」とか、阿弥陀如来は、架空の人物であり、実証できない・・・などと言ったらその宗教は成り立ちません。

なので、宗教は、絶対性を突破口にして、信者をマインドコントロールできます。

毎度楽々は、阿弥陀如来などの架空の人物、存在についてはまだ良いとして、特定の個人を崇拝する・・・特に存命である個人を象徴として扱うのは、危険な事だと思っています。

今回の日大アメフット部の事件は、絶対者として君臨する監督が、大学組織の中でも強力な立場であることが問題でしょう。政治の世界では「政教分離」と言われますが、大学でもそうであるべきだったと思います。大学の常務理事という権力者が、一スポーツのアメフット部の監督をすることは、今回のような騒動を作った温床のように感じています。





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