現在の日本の隣国状態を見ると

韓国は未だに後進国のような状態で、朴大統領の側近が起訴されたり、親密な友人も怪しげな人で、娘の不正入学やら、財界からの献金についても疑惑をもたれていて、大規模な反朴大統領デモが起きています。

北朝鮮は、独裁国家で、「国民の知る権利」を封じ、厳しい情報統制を敷いています。これでは、国民が騙されているようなもので、私たちが目にする金正恩を崇拝する映像は、滑稽にも見えます。

いつかは、この魔法が解けるのですが、その時の北朝鮮の人たちの激高は「反朴大統領」の比ではないでしょう。

そして、中国は、経済は自由化しているように見えますが、こちらも共産党の一党独裁で、共産党の意思に反するものは、徹底弾圧です。民主主義が機能してるようには見えません。経済が肥大化して、一部の人が大金持ちになってしまい、国民の間に貧富の差が激しくなりました。

ロシアもプーチン独裁でしょう。

日本が幕藩体制から、明治維新をやっていた時代

我が国の指導者は、欧米列強の植民地になることだけは避けたかったのです。
インド、インドシナ、中国・・・アフリカもアジアも欧米を視察してきた人たちが共通して感じていたことでしょう。まさに主権を失い、裁判も法律も自分たちでできず、植民地であったが故に、治外法権を押し付けられていたのです。

悲惨な貧困を見て、私たちの先輩方は、植民地にされることを避けたいと思ったのは間違いありません。

当時の日本の周辺を見ると、中国は、清という国号でしたが、すでに植民地化が始まっていたし、統治能力も衰えていました。明治維新は、1868年ですが、清が滅び中華民国が成立するは、1912年です。50年にはなりませんが、44年後です。

朝鮮半島も、日清戦争、日露戦争を経て、李氏朝鮮が滅んでしまいます。

日本が日露戦争を始めた理由は簡単です。
朝鮮半島がロシアのものになれば、日本の独立は、難しい  との判断だったと思います。
それは、日本海、対馬海峡、津軽海峡など、日本が海に囲まれている故に、攻めやすいからです。

地政学で日本を考えると、100年前の危機感は、今も生きています。
中国大陸、朝鮮半島、その北にあるロシア・・・・

これからが不安定になると、日本も引きづられてしまいます。

韓国、北朝鮮、中国、ロシア・・・注視しなければいけません。


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