クリスマスで、テレビを始めメディアは賑わっているのですが・・・


キリストの誕生とサンタクロース・・・どういう結びつきなんでしょうね。

キリストの生誕・・・というのは、はっきりとしているのでしょうか・・・

亡くなった日も定かではないようですが、これもチト不思議なことです。既に帝政ローマの時代ですから、暦ははっきりしてるはずです。そして、何らかの事実が記載されていてもおかしくないのですけれど・・・

やはりキリスト生誕は、当時のローマやユダヤにとっては「重大事」ではなかったのでしょう。
歴史的に証明されるかどうか、は宗教にとってはあまり大切なことではないのでしょう。

キリスト没後、数十年、あるいは数百年が経ってから、日時を確定しよと作業したのでしょうがエビデンスがないわけです。統治者であるローマの記録に載ってないのも仕方ないことでしょう。


不思議なのは、キリストが没する日時があんまりはっきりしてないことでしょうか・・・


そして、クリスマスと言えば、サンタクロースなんですが、これも後から付け加えたもののようで、関連性は低いのでしょう。それでも、冬空にトナカイの曳く、橇にのって、空中浮遊しながら、世界中の子供たちにプレゼントを持ってきてくれる・・・何かロマンティックなイメージがありますが、南半球では真夏となりますね。

すでに大航海時代から500年以上を経過してますから、南半球に住むクリスチャンにとって真夏のクリスマスは不思議ではないのかもしれません。

楽々も年末、年始をハワイで゛過ごしたことがありますが、クリスマス飾りがまだ街中にあってTシャッツ、短パンで、クリスマス・・・というのは、何か変でしたね。

宗教儀式は、原始的な時代の名残があるはずです。

クリスマスも冬至から春に向かっての季節儀礼だったのでしょう。
農耕や狩猟採取の時代には、太陽との関係が「生活には重要だった」からでしょう。

クリスマスが終われば、大晦日の深夜、元旦の未明には、お宮参りがあり、正月となります。
新しい歳神さまをお迎えして、生命力の籠ったお供えの食事を出し、そのお下がりを私たちも食するのが「お節」ですね。大晦日・・・今年の歳神さまは、霊力を失い、来年の歳神さまをお迎えするなんてのは・・・・まさに、世代交代です。

霊力・・・人間の力を超えた自然界の力と言ってもよいと思います。謙虚に自然と向き合うことが大切なんでしょう。

それと、歳神さまは、神道系のものですが、お寺でもお参りがあります。
お宮をお参りするのも良いこですが、お寺にお参りすることも先祖を供養し、自らを律するには良いと思います。今年は、お寺にもお参りに行く予定です。



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