母の件 | イガグリの闘病とその後の奮闘記

イガグリの闘病とその後の奮闘記

追突事故の後遺症・線維筋痛症・子宮頸腺がん全摘、抗ガン剤治療の体験談、骨盤に再発、放射線治療のドタバタ奮闘記

何とか病院に向かい放射線をやって来まして只今稲毛に向かってます。



お腹が心配ですが笑い泣き



そしてご婦人のお化粧の匂いや唾液ぽいが吐き気を誘ってますえーん



抗がん剤ってなんでこんなに人の匂いに過敏になるんでしょうね。



でも人の匂いだけではなく自分の匂いでもやられたりします。




丁度、病院を出た所で母から電話がありました。



ウチの母の電話を取るときはメンタルを強くしないといけない覚悟がいります。




前回も癌の告知をされて直ぐに知らしたらウチの家系は誰も居ないのにこの親不孝者って言われて凹んだ経緯があり中々再発を告白できずに居ました。



先日お歳暮のやり取りから電話で話した時に告白してみました。




喜怒哀楽の激しさは天下一品で私が再発したって言ったら一緒になって具合悪くなってしまうのでそれはそれは明るく伝えて元気だとアピールしました。




今日も心配と具合悪そうに連絡が来たのでひたすら元気に対応しました。




私が具合悪いと一緒になって具合悪くなるのやめてね。私はめちゃくちゃ元気だからと伝えると声が明るくなりました。



そうなんです。


ウチの母全くの悪い人ではないのです。




とても素直で思った事を口にしちゃうだけなんです。




それがあまりに毒を吐く事があるので我が子ながら何度となく頭に来たり、傷付いたりしたわけです。




でも明るく歳のせいか惚けた発言に今日は気分転換になりまして感謝しております。



安心させようとまだがん細胞が砂みたいなもんだからと言ったら『え?ツナ?ツナってあの縄の事か?』なんて言うんです。


思わず笑わずには入られませんでした。



まず母には確かに家系で誰も居ない離婚や癌を経験して傷付けてしまったのは紛れも無い親不孝なのでなんとも言えないのです。



その昔は久々に帰ったらとてももてなしてくれて感謝してたのですがどうやら私の家の鍵をワザワザ自宅の鍵掛けに掛けてくれたみたいでそうとは知らずそのまま帰って鍵がなくて大慌てになりました。



電話して確認したら『しらねいよ。』の一点張りだったのですが話してる最中に鍵がかかってることに気づいたんでしょうね。


(これか?あったよ』と言うんです。



こちらは鍵を掛けるなら一言言ってよって言ったら『うるせいな。この疫病神』って言われました。




中々親に疫病神呼ばわりされる事もなく、疫病神って言われる事も中々ないので頭に来てたんですが笑ってしまいました。




でも笑えない事も只々あり、今の旦那さんのお母さんの居心地の良さについつい偏りがちでした。



そんなこんなで稲毛に着きました。



では神にもすがる思いで行ってきます。