手術後のリンパ浮腫について | イガグリの闘病とその後の奮闘記

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お伝えするって言っておいて随分と時間が経ってしまいすいませんでした大泣きうさぎ




リンパ浮腫の前にリンパのお話をしますね。





人の体の中にはリンパ管と言う管が網目のように張り巡らされているそうです。





リンパ管にはリンパ液が流れてます。




リンパ液はウイルスや細菌などの感染症と戦ったり、不要になった老廃物を処理する役割があります。

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リンパ節はその感染が全身に広がらないように食い止める役割があり、特に頸部のリンパ節は多くの感染症に関係するため、炎症を起こしやすい場所だそうです。




だいたい9割は静脈液
残りの1割がリンパ液だそうです。




静脈液は血液に乗って流れるので流れが早いのですがリンパ液は体中の老廃物を運んでいて分子が大きくとてもゆっくり流れているそうです。



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このリンパの流れが滞った状態をリンパ浮腫と言うそうです。



リンパの輸送障害になって組織の中の細胞性タンパク質の処理能力が不全になって高タンパク質液が溜まった結果発生して臓器や組織が膨張しちゃうとの事。





イメージとしてリンパが通る道は高速道路




その道路と道路の間にはリンパ節があります。




リンパ節が腫れるのはこれ以上先に悪い物を通さない為に堰き止めて戦ってくれてるそうです。




私はリンパ節が腫れたりコリコリしてると流そうとマッサージしたりしてましたがわざと止めてくれていたのに悪者を体に流そうとしてましたあんぐりうさぎ




知らないって怖いですねショックなうさぎカナヘイびっくり




これからはリンパ節が腫れたら悪い菌を食い止めて頑張ってくれてるから何もせず応援することにしました。




気になるけど無気力ピスケ




そして手術をしてリンパをり取ると高速道路が切断されてしまいます。




そうするとリンパ液は新たな道を探して進むそうです。




今まで高速道路でスムーズだったリンパ液は急に道がなくなった事で自ら通れる道を探して進まなきゃいけないのでよりゆっくり進む事になります。



そして道が急に狭くなったりするので濃度の濃いリンパ液は詰まる原因になるそうです。




リンパ液は皮膚のすぐ下の所にいるので強くマッサージしたら押しつぶされてしまうと余計流れないので優しくリンパを流すことがいいそうです。




乳がんなどの胸を手術された方は手術された反対の腕から胸に向かって優しく流してあげる。




お腹の手術をした方は脇から胸に流すマッサージをして下にたまったリンパを流す通り道を作ってから足を下から上にさするように流すといいと言ってましたよ。




とにかく優しくさするように流す事




リンパ浮腫は菌をなるべく体内に入れない為、体をお顔のケアと同じく泡だてた泡で優しく洗う。




ゴシゴシ洗って傷を作ってそこから菌が入ったりしないようにする。





なるべく怪我や打ち身などに気をつけた方が良いと言ってました。




排水溝や土いじりは絶対に手袋をするようにと言ってました。




そして体はしっかりクリームなどで保湿する事





腕を回す、足首を回す、デスクワークの人は足の下に台を置いたりして足をなるべく高くする事も大切だと言ってました。




寝るときも足を心臓より高くして寝る



後、皮膚は風船の様に水が溜まるとどんどん広がるそうです。




術後は筋肉も衰えて皮膚が無際限に広がってしまうそうです。




なのでこれ以上広がらない様に抑える事も必要だと言ってました。





リンパ浮腫と先生に診断されればサポーターや包帯なども国からお金がおりるそうです。





メディキュトとか加圧系のサポーターは痩せるのではなくてこれ以上広がらない様に抑える為に使用するそうです。




線維筋痛症になって締め付けが痛みの原因になってたのでブラもガードルもつけれなくなってたのですがそれが更に拍車を掛けて大きく広がっていたみたいですガーン




今は無理のない様に少しずつゆるいガードルも履くようにしています。




足もサポーターを痛みとの兼ね合いを見ながら履くようにしてこれ以上広がらない様に始めました。




本当に女性の見た目を奪う術後のリンパ浮腫





まだ解明されてない事が多いみたいですがなるべく昔の体型に近づける様に努力したいと思うのでした。





何か疑問に感じた事がありましたら遠慮なく教えて下さい。




かわりに浮腫の専門の先生に聞いて来ますからね〜。