1か月ほど生活して、アメリカと日本の一番の違いは、アメリカは、生活の中心に、選択が必然的に存在することだと思う。


人生は誰にとっても選択の繰り返しで、日本にいても、もちろん選択はしてきたつもりだったけれど、わたしにとっての選択は、中学受験、大学受験、就職の3つ、つまりすべて進路の選択くらいだった。


アメリカは、東海岸と西海岸では飛行機で5時間ほどかかり、地域によって気候もかなり変わる。


自治区も多く、住む場所によって、人種の割合や、宗教、カルチャーが大きく変わる。


広大な自然の中に、人間が、自分の考えや信条に従って住む場所を選択するような感覚。


学校の選択肢もかなり多く、私立の学校や、STEMや独自の専門分野に特化した学校もたくさんある。


わたしの住む、フィラデルフィア郊外の町は、教会を中心にした文化で、子供達の学区を最優先して選んだためか、医者と弁護士ばかりが住んでいる、安全で、良くも悪くも規律がとれた地域だ。ちなみに、この町に住んでいる人で、医者と弁護士以外の職業の人に会ったことがない。


余談だが、会計士に会ったことがないことから推測すれば、フィラデルフィアの経済の中心となるU pen(ペンシルバニア大学)は、医学部と法学部が栄えていて、経済学部はイマイチなのだろうか、、こんど職場の人に聞いてみよう。


いまの私にとっての最優先事項は、子供達の教育なので、ひとまず一年半はここに住むとして、子供達の特性をみながら、住む場所や、自分の仕事のことを考えていきたい。



写真はまったく関係ないが、アパートの敷地にきていた鳥さんたちと、お気に入りのルームライト(子供達命名・スリープバードちゃん)。