ジャズアドリブのオンラインスクール、SAXOPARKの初心者用講座を春から受け持っていて、
生徒さんの成長っぷりに感涙することも多々ある私ですが
この、オンラインってのは、リアルタイムではなくて、
動画や音源で課題を提出していただいて、こちらが、「文字」「動画」「音源」で添削するものとなっています。
なのでまったく楽器が吹けない人にノウハウを教えると言うことは難しいし
アドリブの方法のレッスンなので、一応条件が楽器がある程度演奏できる人になるわけですが、
通常のレッスンだとそうはいかないです。
いかないけど、
「たまに」とか「奏法はほとんど問題がない」場合に、
とっても有効だなと思うようになりました。
今週はレッスンが金曜日以外は休みの週ですが(子どもたちが月3回なので)
発表会も近いので、2週間空くのは、間違えて演奏してそれが沁みついてしまうことが怖い。
実際2週間全く練習してないなんてこともザラだし、
しっちゃかめっちゃかに弾いて得意げに現れるとかもザラだし。
ということで、先週のレッスン帰りに、金曜日以外の子には、よかったら動画提出してね、と話してあって、
実際に今日も何本か送られてきたのですが
通常の一週間より、上手になっているんです。
親御さんもスマホを構える以上、何度か撮りなおしたりもするでしょうし
実際生徒たち自身も自分の音源聴いて、「練習不足」に気づくんですよね。
不思議なもので、耳って都合のいいように解釈するので、演奏しているときは上手に聞こえているわけです。
でも録音を聴くとそこに現実があって、愕然とするわけですね、笑
大丈夫です、みんなそうです。私もです、笑
私は私の耳の中では
もっとうまい、w
逆にこれが大人だとなかなか提出はしてこないので。
録音した音を聴いたらショックで出せないって。
いや、聞き返さないで、出そう!
(大人は添削個別指導を受けている生徒さんと、通常レッスンお休み振替の生徒さんです)
添削では、その音を聴きながら、問題の部分、よくできている部分、「ここ!」とピンポイントでお教えするのですが、
対面のレッスンだと、自分の音を客観的に聞くことがないのにくらべ
添削だと自分の音を一緒に客観的に聞くので、課題に気づきやすいのです。
今日は子どもの短いのから長いのまでいろいろ添削しました。