布団売り場のおじさん | その女、マイコにつき。

布団売り場のおじさん

バスに乗って、初めて行く場所にあるダイエーに行ってきました。

来週末に実家から両親が遊びにくるので使ってもらう布団を買うことにしたのです。

ダイエーに着いてすぐ上がった布団売り場では

思った以上にたくさんある布団の種類に、まず軽くテンションが上がります。

「布団って案外お手頃なのね!」

「ああ~いい値段すると思ったらやっぱり西川さんやわ~」

「低反発マット、5万円かぁ…。無しでは、ないかな…。」


少し目的から離れそうになっていたその時、布団売り場のおじさんが声を掛けてくれました。

敷布団が欲しいのだと伝えると、やはり最初はちょっとお高めのものを紹介されたので
もう少し安いものを…とお願いしても、その後3点くらいは同じ金額のものを勧められました。

わりと早い口調で、

わりと近い距離から、

わりと強引に、

自分の意思を押し出す店員のおじさん。

一度断った商品を、もう一度勧めてみてみる布団売り場のおじさん。

特に欲しくない商品の売り場まで教えてくれるおじさん。

いったん他のお客さんのところに行ったのに、シーツ選びにまで付き合ってくれ

特に欲しくない柄のシーツを次々と手渡してくれるおじさん。

やっぱり顔と顔の距離が近い。

とりあえず、よきところでよき敷布団(&シーツ)を選んでおじさんに注文。

メガネとその奥の目の割合が、ケントデリカットを彷彿とさせる彼は、
私達がレジで精算をしている間に、そのすぐ後ろでいつの間にか配送用の梱包をほぼ終えていました。

わりとアクティブでもあります。


おかげで楽しく今日の目的を達成することができました。