紙袋のルーツ
今日は癒しを求めて水族館へ…行く予定だったんだけど
あまりの寒さに、外へ出てから断念。。
こんな寒さの中、屋外でアシカショーなんか見てたら
私達のアシタはないでショー…・・
ってことで、急遽予定変更して恵比寿の写真美術館へ行ってきました。
学生時代は写真学科でブイブイ(アラーキーの研究を)やっていたので
気になる展示があるとたまに遊びにいってるんです。
好きな写真家の土田ヒロミと大橋仁が目当てだったんだけど、
地下フロアでの「文学の触覚」にあったインスタレーション作品もけっこう楽しめました。
でも1番印象に残っているのは『麻袋』。
なんのことかというと、土田ヒロミが全国の地方に伝わる神様?
(おかめ・ひょっとこ、なまはげ…等のかぶり物で踊ったりする人)
を撮りおろした数点のうちの1点、
『麻袋』を被った着物姿の女性が、『不美人』の象徴としてそこにありました。
これはせつなすぎる。
と言いつつも、たまにイケてると事前報告のあるコンパに行く前には
「私…、やっぱり紙袋被って行くわ!」
と、弱気になっていた昔を思い出しました。
それも日本人のソウルがそうさせていたのでしょう。。。
なにかしらのルーツが分かった、、ような気がしました。
ひとしきり感慨に耽ったら、いつもの喫茶でお茶して、カラオケへ。
本気で歌って踊ってみたら汗だくになってしまいました。
帰り道の脇の冷たいこと…。
それでも風に吹きさらされる頭を守るために、
マフラーを頭に巻いてなんとか家に帰ってこれました。