ハンドボールは格闘技です | その女、マイコにつき。

ハンドボールは格闘技です



ハンドボールの国際試合でのアンフェアな審判問題。

高校時代はハンドボール部に所属していた私にとって
これはちょっと聞き捨てならないニュースです。

まず、当たり前だけど、そんなお国事情を盛り込まれたら
スポーツがスポーツじゃなくなってしまうじゃないかー!

選手達が、それまで一生懸命練習してきた意味がなくなってしまう、
これは絶対許されない問題です。

再試合が決まったみたいだけど、まだ残ってる様々な問題が早く片付きますように。


さて、今思い出してみると、高校時代のハンド部の練習は相当ハードでした。

スパルタ監督のもと、夏は体から白い粉(塩分?)がでるほど走り回ったし、
合宿の夜には先輩のご機嫌を伺うため、
ルーズソックスを頭にまいて、みんなでドリフを踊ったりもしました。

高校入学時、ちょっとすればマイナーとも思われがちなハンドボールを選んだのは

・バスケよりもコートが狭い (→バスケよりは楽かも?!)
・バスケよりも知名度が低い (→初心者でも、のしあがるチャンス大)
・お洒落な先輩(特に男子)が多い (→最大のワケ)

くらいの、非常に軽い気持ちからでした。


はじめは背が高いので、「斜め45°」というポイントゲッターのポジションをしてましたが

気の弱さから、ディフェンスに自ら突っ込んでいくことができず、チェンジして

「サイド」という、コートの端っこで走り回って切り込んでいくポジへ転職、

案の定、その運動量にダウンして、チェンジ。

「ポスト」という、相手ディフェンスの中に紛れて味方のチャンスを作るところでも

相手の気迫にやられて(こわかった)、チェンジ。

最終的には、走らなくていいから…、と、自分でも訳が分からなくなって

「ゴールキーパー」という、至近距離から放たれるあの硬球を

生身で受け止める仕事をしておりました。。。

毎日ケガが絶えなかったでっす。


「ハンドボールは陸上の格闘技なんだよ。」


本当にキツイ練習と、同じ年代の女子高生達とぶつかり合う試合に臨んでいたあの頃…、

入部して半年後に監督から聞いたその言葉に、全てが表されていると感じました。

そして、どっちかというと「攻め」より「守り」でいたい自分との自問自答の日々が続き

入部から2年で退部、その後は美術部に足繁く通っていた次第であります。


でも、今でもハンドボールは大好き。
高さと力と頭脳プレーを楽しめます。

それに、宮崎大輔選手は、もーっと好きです。