罪の余白 芦沢央 | mayo☆ニッキ

罪の余白 芦沢央




罪の余白  芦沢央

あらすじ

どうしよう、お父さん、わたし、死んでしまう―。安藤の娘、加奈が学校で転落死した。「全然悩んでいるようには見えなかった」。クラスメートからの手紙を受け取った安藤の心に、娘が死を選んだ本当の理由を知りたい、という思いが強く芽生える。安藤の家を弔問に訪れた少女、娘の日記を探す安藤。二人が出遭った時、悪魔の心が蠢き出す…。女子高生達の罪深い遊戯、娘を思う父の暴走する心を、サスペンスフルに描く!

感想
★(1,0)
お久しぶりです!
入院中に読みためた作品を、少しずつですがご紹介したいと思います。
メモをとってはいるのですが、古いもので6月の感想になるので…ガーン
浅い感想になるものもあると思いますがお許しください。

さて、この作品は、渋くて大好きな役者さん、内野聖陽さん主演で映画化された作品です。
が、つまらなかったーーー!
最愛の娘・加奈を自殺に追い込んだ少女を追い詰める安藤、罪から逃れるために様々な策を労する少女。
これが…
え?!そんなことあるわけないじゃん。
てことの連続なんです。
小説なので、ある程度のフィクションはあって当然だとは思いますが、ここまで荒唐無稽だと読んでて本当にしらけてしまいます。
特に少女が安藤の自宅に忍び込むシーン。
少女と安藤、お互いが仕掛けた罠にかかるのはどちらか!という物語のクライマックスにも関わらず
 まともな大人がそんなこと考えないでし  
ょ…
 いつの時代の女子高生だよ…
ということの連続で緊迫感も何もあったもんじゃない状態なのです。
 
物語の最後、後味も悪く…

久しぶりに読んでイライラする、つまらな本でした