「何に対する被害か...」
私たちは女性に何もしてないどころか
追いかけまわされて脅されて監禁されて
むしろ私たちが被害届を出したいくらい
こんな状態で私たちが逮捕されたり
示談金を払ったりするなんてことあったら
それこそ日本終わってるよ...
そんな私の心の声が届いたのか、
「足が痛いとおっしゃるんですけど
怪我しているように見えないですし
こちらとしては被害届出したとしても
受理されませんよって伝えました」
と警察からのまさかの言葉
なーんだ、やっぱそうだよね！
私たち何もしてないもんね！
良かった、日本終わってない
笑
笑「ということは
民事になるってことですかね」
夫がなんか難しい言葉を
使いはじめました
民事...？
てことは裁判？弁護士？？？？
「そうですねー相手がそれを望むかは
よくわからないんですけど...」
警察がそう言った途端、
それが聞こえたのか
向こうでもそういう話に
なったタイミングだったのかは
定かではありませんが
「なー。もう良くない？」
「いやよ！！私はとことんやるわ！！」
とあちらの夫婦の声が聞こえてきました。
とことんというのはつまり
お金払って弁護士を雇うってこと？？
えーーーー
なんかもうめんどくさい
すると警察は私たちだけに
聞こえるようにこそっと小声で
「ああいう人って本当に多くて
正直またかっていう感じなんですよ
あちらの夫婦が主張する
ベビーカーでの危険行動も
僕らは見てないのでわからないですし
どっちが正しいか僕らは判断できません」
と私たちに本音を伝えてくれました。
一体どうすればいいんだろう
私たちが途方に暮れていると
警察官の方はこう言いました。
「そこでご提案なんですけれど...」
つづきます。
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