本日でこーた、生後9ヶ月を迎えます。




8ヶ月の記録を投稿してませんでしたが、症状は特に変わりなく。


でも、でも!


なんと歯が生えているのを発見してめちゃくちゃテンションが上がってました爆笑キラキラ










そして今月




実はこーたは9ヶ月を迎えることができませんでした。






10月12日


月誕生日の前日にお空へ旅立ちました。





10月に入り、緊急事態宣言が解除されたことでお父さんの面会が再開されたばかりでした。



そして、今まで何をやっても解消されなかった頑固な浮腫が少しずつ和らいできた矢先。




ミルク注入後にspo2が下がり、上がってくるのに時間がかかるようになってきました。

どうやら吐き戻しが原因だったらしく、誤嚥性肺炎になっていたようです。



酸素は100%使用して何とかspo2を90保てていたんですがだんだん不安定に。



それでも本人はそんなにしんどそうな雰囲気ではなく、浮腫が減ったおかげで久々に腕をモゾモゾと動かせ嬉しそうでした。





10月10日

0時に病院から電話。


spo2が下がったまま回復しないのでこれから来てほしいとのこと。


こーたのもとに家族集合したが、薬を入れたりとなんやかんやして少し持ち直す。

お姉ちゃんの「帰りたい」モードが強くて2~3時間滞在で帰宅。




10月11日

19時に病院から電話。


spo2も心拍も下がり始めているので、厳しい状態になっているとのこと。最後に家族の時間を過ごしてほしいと連絡がきました。


そして私達が到着するまでに強心剤を使用してもらうことに。


20時30分

またもやこーたのもとに家族集合。


最近は遠慮していた抱っこを3人で交代でしました。



前日はお姉ちゃんが面会早々に帰りたいモードになったので、「今日はすぐ帰れないからね!」と何度も念を押したのでわりと良い子に過ごしてくれました。


親のどちらかが抱っこしている間、こーたのそばで病院で用意してくれたお絵描きをして楽しんでくれました。



別室に移動することはせず、今までと同じ病室のベッドなのでカーテンで仕切ってもらい、そこで家族4人だけのささやかな時間を3時間過ごしました。



あぁ、こーたが健康な身体で生まれてきていたらこんな雰囲気を家で味わえたんだなー・・・

と、しみじみ感じました。






強心剤のおかげか、100をキープしていた心拍は深夜から緩やかに心拍が下がってきました。




朝5:10

いよいよ心拍が50になり、医師から最後にもう一度抱っこをしますか?と提案されます。

お姉ちゃんが寝ている時だったので、2人で交代しながらじっくりこーたと向き合って抱っこすることができました。




5:35

最後はお父さんの腕の中で心拍が40になり、2人でふと会話した瞬間、モニターが「ポーンポーンポーン」となり、モニターを見ると心拍は0になっていました。



こーたは挿管して呼吸器管理の状態なので、心臓が止まっても呼吸器のリズムが続きます。


心拍が0になり、数秒後に「ぷスゥーッ」と口から魂が出たような感覚がわかりました。





あー、これで終わったね。



こーたは本当によく頑張りました。


ご苦労様。


ありがとう。


そして・・・ごめんね。