こんにちは!

ピアノ・ヴァイオリン講師の岩ヶ谷舞です!





今まで色々なオーケストラ曲を

演奏してきましたが、

ショスタコーヴィチ作曲 交響曲第5番

最後1ページの楽譜を見た時は

少しびっくりでした🫢


252回ひたすら「ラ」のみ!

しかもフォルテシッシモなので

爆音でずっと「ラ」が鳴ってる状態です😂


ただ、この「ラ」にはある意味が込められている

と言われています


そもそもこの曲には

愛にまつわる曲が引用されています


さらに「ラ」は

ロシア語で「リャ」

つまりこの曲のラストは

元恋人の名前「リャーリャ」

を叫んでいると言われています!


それほどまでに相手を想っていたんだ

と思いながらも

曲の最後の最後で

252回もフォルテシッシモで「ラ」を弾くので

正直腕が疲れました😅


ただ、この「ラ」にはもう一つ諸説があって

先ほど言ったロシア語の「リャ」は

「私」と言う意味で

ラストは反体制的な「私は信用しない」

という意味が込められてるのでは、、

とも言われています!


こっちの意味だとしても

252回も「私」と叫んでいるわけですから

それはそれでインパクト大ですよね(笑)


本当のところは本人にしか分かりませんが、

解釈によって曲の弾き方や聴こえ方が

変わって面白いですよね♪