安全保障関連法が成立したということで・・・、
SEALDsさんに関する記事も今後はあまり目にしなくなるのかなあ、と思いまして
今日のブログはひっそりと、SEALDsさんスペシャルです。 (●´ω`●)ゞ

私は法案が可決された日、長時間ニコニコ生放送をつけっぱなしにしていたのですが、
国会中継の休憩中にちょこちょこ覗いていたのは・・・SEALDsさんのデモ中継です!
というわけで、その時の感想などを書きたいと思います。

いつも無駄に長い当ブログですが、
今日は私のSEALDsさん愛(?)が溢れ出しそうなので、①と②に分けさせて頂きます。


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国会前デモ中継などでの SEALDsさんの言動を見た結果、
SEALDsさんの国会前デモとは 結局のところ・・・
大規模オルグ活動安倍政権へのネガティブキャンペーン、だったのかな~?と思いました。

中心メンバーの奥田愛基氏は16日に臨んだ外国特派員協会での会見で、
こんな発言をされていたそうです。(>の後ろが引用、赤文字は私の編集によるものです。)


安全保障関連法成立後のSEALDs 賛成議員の落選運動を展開する
http://www.j-cast.com/2015/09/16245404.html
(2015/9/16 16:13 Jcastニュース)

>一方で、奥田氏は法案が「通ってしまうだろう」とも発言。
>今回の抗議活動で参加者の層が広がったことなどから、
>今後は安保法案に賛成した議員への落選運動を展開する考えを明らかにした。
 (中略)
>奥田氏は今回の安保法案をめぐる活動を通じて、日本でもデモという形での抗議活動が
>定着したことを強調。法案通過後も、野党が何らかの争点で共闘できれば、
>「落選運動」が抗議活動の形として効果を発揮するとの見方を示した。

16日の時点で法案は通ると仰っていた奥田氏ですが、
そんな事は今回の運動(反安保デモ)の以前からご存知だったはずですよね。

なぜなら、

■奥田氏ら中心メンバーは、前身組織SASPLの中心メンバー
■SASPLの設立趣旨は特定秘密保護法(2013年12月成立)に反対すること
■つまり、民主主義の結果、自分らの政治的主張が受け入れられない現実を経験済み

ちなみに、SASPLの紹介ビデオみたいな動画を見たんですが
■当時からデモがラップ調(当時はデモ行進をしていた)
■当時から「民主主義は終わってる」「これが俺たちの民主主義の形」とか言っていた
■紹介ビデオがドキュメンタリー映画風で、やたらとかっこいいw
■なので、当時から支援者や活動資金に恵まれてそうな感じ…(←個人の感想です)

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さて、SEALDs奥田氏の『法案通過後の野党共闘』ウンヌンの話に対して、
さっそく昨日この方↓が呼応していました!


共産、反安保で選挙協力 候補調整、他党に呼び掛け 独自擁立こだわらず
http://www.47news.jp/47topics/e/269255.php
(2015/09/20 12:15 47ニュース>共同通信)

>共産党の志位和夫委員長は19日の記者会見で、来年夏の参院選で独自候補の擁立にこだわらず、
>民主党などとの候補者調整に乗り出す意向を示した。
>安倍政権を退陣に追い込むためで、安全保障関連法廃止などの政治的合意を前提とした上で
>「全選挙区に候補者を立てる方針だが、他の野党と選挙協力で合意できれば調整する」と述べた。
(以下略)

さっすが~!「志位るず」と言われるだけあって、絶妙なコンビネーションですね。ラブラブ

法案可決の日のSEALDsさんの国会前デモに 志位委員長が顔を出していたんですけど、
志位氏の演説の後、奥田氏が「野党共闘、期待していいですよね?」とか言ってたので、
既に話は通っていたのかなと思います。

昨日行われた共産党志位委員長の会見のネット中継を少しだけ(質疑応答の部分)見ましたが、
びっくり発言が多っかったです…。叫び

例えば、

□他党(民主・維新など)には これから呼びかけをして選挙協力等を模索する
□『安保関連法の廃止』の一点で結集し、連立政府をつくる
□その他の国政上の課題も協力できるものはして、それ以外の事は横に置いておく
□安保関連法撤回の為の政府は 暫定的なものになる…かもしれないけど未定
□実現の可能性を記者に問われ→「可能性は存在すると思っている」
その段階で発表するのは時期尚早じゃないの??と感じましたが、まあどーでもいいかw

もし本当に共産党が他党と共闘して連立政権が誕生するような事態になったら・・・
そんなの怖い!#ふるえる!
とりあえず、暴力革命とか乱暴なことは勘弁してほしいですね!

それにしても、
一点のみで結束して政権作るとかありえないし、一致できない問題は横に置いておくって・・・
横に置いちゃだめでしょ!どんだけ無責任なんですか?プンプン

あと、会見の質疑応答の中で、記者から連立政権を作ることの必要性を問われ、
志位委員長は こんな発言をされていました。


▲反対派勢力が衆参で多数を占めて廃止法案を出せば、法律はなくせるかもしれない
▲しかし閣議決定が残る限り“海外で戦争する国”の火種は残ったまま
▲閣議決定まで撤回しないと、日本の立憲主義は回復しない
▲だから政府を作ることがどうしても必要だ

なんというか・・・
本当に現実的な選択が出来ないというか、もしかして敢えてしようとしないのか…。

他党と選挙協力などを行って連立政権を目指すなら、共産党にとって大きな方針転換ですよね?
今までの【全選挙区擁立作戦】とか、【確かな野党戦略】とか、やめるのかな?

共産党が議席数を伸ばしていたのは【確かな野党戦略】が成功したからだと思ってましたが、
民主党などとの連立政権を目指すって、支持者は納得するのでしょうか?

無責任に理想を語って政権批判をしていたから支持も集まったんでしょうに、
政権与党になったら現実に向き合わざるをえないのにね!

まあ、野党共闘とか言っても、本気じゃないのかもしれませんけど。

SEALDsさんたちの票を確実に取り込むためには、彼らが野党共闘を願っているなら、
不可能とわかっていても、とりあえず先に他党に共闘を呼びかけた方がお得ですもんね。
呼びかけたのに応じてくれなかったーっ!と言えばいいし。 ( ̄ー ̄)


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ちなみに志位氏の会見の動画はYoutubeにもありました。一応URLを貼っておきます。
https://www.youtube.com/watch?v=Lba3lId_gIk

※『さらば!SEALDsさん②』には、
法律成立後にSEALDsさんデモにノコノコやってきた議員などについて書きたいと思います。