年に数か月、土曜の夜に夫の非常勤の仕事がありました。
私は家で夕食を作り帰りを待つこともあったけど
趣味の用事で一緒に出掛けてた後、
夫の仕事先の近くで3時間ほどひとりで時間をつぶし
夕ご飯をふたりで食べてから帰る時もあった。
時間をつぶし・・・というとちょっと違うかな。
ひとりで一足先にご飯を食べながら夫を待つ。
しかもお酒を飲みながら。
この時のお酒は決まってワインだった。
それが楽しみで「夫を待つ」のは口実だった気もする。
「待っている間に出来上がっちゃう時もあったのよ、あは」
先日母にこう話しをしたら
「時代は変わったなあ」と言っていた。
母からしたらそうだわよねえ。
いや、母の時代じゃなくてもそうかもしれない。
母と父夫婦では考えられないかな。
でもうちの夫婦ではアリだったわ。
仕事帰りの夫、店内にいる私を見つけて
本当に嬉しそうな顔・・・
ニッコニコしてこちらに来るの。
飲めない夫、酔ってる私よりもよく話す人だった。
夫の話しを聞くの、楽しかったなあ。
夫も楽しかった・・・はずよ。
今日は土曜日のひとりワイン
夫とケラケラ笑った週末が嘘のようです。