どうしようもないですがね・・・ | 私も一緒に連れて行って

私も一緒に連れて行って

夫と死別。ふたり家族でした

ネットニュースで夫の専門分野に関する記事が
あがっていた。
たまにこういうニュースがあると
夫ならなんて言うだろうと考える。
でもいくら考えても私には夫の意見は分からない。
想像も出来ない。
夫なら俯瞰的に考えられるだろうなあ、くらいで。

こういう時にはいつも、私の聞きたい事を
惜しみなく話してくれる人がいなくなったと
喪失感もあわさって、また悔しくなる。

今、夫がいる時の様に知恵と知識に
溢れた生活がぜんぜん出来てない。
本に囲まれて、常に勉強、
常に机に向かっていた人と私は違い過ぎる。
趣味に関しても博学で、
仲間達から一目置かれていた。
でも、私は全然ダメ。
今、仲間達が色々手助けしてくれるのは
夫がそういう重鎮的な存在だったからだわ。

夫と話すと私まで頭が良くなる様な気がした。
ああ、そういう考えもあるんだ、と
色んな場面でそう思わせてくれた。

あれれ・・・
書いていてなんだか辛くなってきたわ。
夫と比べて自分をこき下ろしたいわけじゃ無い。
夫ならなんて言うかなあ・・・から
話しが飛躍してしまいました。

今日のニュースのことだけでなく
夫に聞きたい事はたくさんある。
マンションの小さな問題とか
これから控えている車検の事や、
エアコンの買い替えとか諸々。
あ、タイヤ交換もあった・・・
別にひとりでいくらでも解決できることだけど
どうも心細いし、
ちょこっと誰かに相談したいじゃないですか。
ああじゃないこうじゃないとダラダラ話しながら。
それが出来るのはやっぱり夫しかいないなあ。

ここぞという時の夫の意見が欲しい。
どうしようもないけど
相も変わらず思ってしまう


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