家の中には夫がいない喪失感が常にある。
でも人がいると寂しさは緩和される。
シーンとしてない家ってやっぱりいいなぁ
夫がいなくなってから初めて
この家で2週間もの時間を夫以外の人と過ごした。
朝起きて寂しくないって良いものだなぁ。
お茶を入れてくれる人がいるって良いものだ。
あ、夫以外の人と書くと怪しいか。
「人」というのは母です。
訳があり、母は8月の前半2週間をこちらで過ごした。
夫の葬儀後に3泊くらいしてくれたことはあるが
あの時は早々に帰ってもらった。
私には手続きやら、他にやる事が山のようにあったし
なにより、とにかく
姿が見えなくなった夫と二人きりになりたかった。
これまでの事を話したかったし
とにかく何も気にせず思い切り泣きたかった。
我慢してばかりで好きなように泣けなかったからなのか
胸がつかえる様な苦しくて変な感覚になっていた。
手伝ってやりたい、娘を慰めたい
という母の気持ちは痛いほど分かっていたけども
あの時の私は寄り添って欲しいと思えなかった。
子供の頃から強がりする娘だったし。
それに母に部屋のスイッチや、レンジの使い方
お湯の出し方、物の置き場、鍵の使い方を教えるのは
あれやこれやのしかかっていた、
当時の私の精神状態ではきつかった。
寂しいけども私には1人でいる時間が必要だった。
次の年からはコロナ騒動。
コロナ禍での一周忌に少し泊まっただけで
その後母がここに来ることは無かった。
私が2ケ月に1度帰省するのが常になった。
コロナが安心できるまで
当分はそういう状況が続くと思っていた。
なので今夏、母側の事情が無ければ
2週間滞在なんて無かったな。
しかし来てくれて良かった。
ま、私が迎えに行ったんだけども。
3年前と違い、母に楽しんでもらいたいと思えた。
ここにいる間は楽しんでもらいたい・・・
夫がいなくなったこの家で。
私はそう思えるようになったんだ。
時間だな・・・
たったの3年で
この家で大笑いは無く小笑いだったけども
母と笑える日が来るとは
母を実家に送りそのまま私は先週日曜日まで帰省していた。
長い・・・
1ヶ月以上ひとりじゃない暮らしが長くなってしまい
秋が辛くなりそうだ
