落ちてまた落ちての後 | 私も一緒に連れて行って

私も一緒に連れて行って

夫と死別。ふたり家族でした

昨日の日曜日、夜になってだんだんと

調子が下降していった。

昨日もテーブルに置いてある夫の写真に話しながら

夕食をとってワイン飲んでと

いつもと変わらなかったのに

だんだんと気持ちが冷えこんできた。

いつもの落ちるパターン。


なんだろう、この寂しい食卓は。

幼い頃、日曜日の夕食は両親と兄が揃って

何を食べたかなんて覚えてないけど

なんとなく温かい様子を覚えている。

あの頃は将来の自分がこんな風に

ひとりぼっちで食卓を囲むなんて、

寂しいが当たり前の暮らしになるなんて、

考えてもみなかった。


夫と一緒に暮らしている時は

寂しくて泣くなんてこと一度も無かった。

冬の夕焼けで、

その季節に亡くなった父を思い出して

泣けることもあったけど、

そこに孤独感は無かった。

本当に夫がいなくなったって大きい。

大きすぎて抱えきれない。

寂しいが当たり前の人生って、どんだけよ。

と、

そんな様な事を考えていたら

夫の写真に向かって「もういやだっ」

そして泣けてしまった。


だけど、月日とういのは凄いもので

あれもこれも考える様な寂しさに襲われると

以前なら震えながら、瞼が腫れ上がるほど泣いたのに

昨夜は違った。

今日も引きづってしまったけど

以前のひどい様子とは違うのよね。

これでも私は這い上がっているのかな。

 

このブログを読んだ1年後の自分に

「それでも大丈夫だよ、今年はもう少し楽になってるから」

 

そう言ってほしい。
 

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