廊下にある常温の食品庫に調味料とか
食材のストックの買い置きが沢山入れてある。
多分賞味期限内には使い切れない。
もう四ヶ月まともな料理をしないから
減る予定も無い。
一人で使うには多すぎる。
3食作って使い切る計算だった。
夫がいたらこんな量は何てこと無いのに。
コストコで買ったでかい麺つゆなんて二人でも大量だけど面白くて買った。
夫のお弁当用に買った焼き肉のタレを見ると
作る相手がいなくなったんだと実感する。
もうお弁当も作らないのか。
週に数回作っていたお弁当。
「ももちゃん、お弁当美味しかったよ」と電話までしてくれた。
朝が苦手だったので大変だったけど
そう言ってもらえると嬉しかった。
夫は大学時代に大阪人の友人からお好み焼きの作り方を
教えてもらったそうで付き合っていた頃からよく焼いてくれた。
夫はお好み焼き担当だった。
私は中濃ソースが好きだったけど
「ももちゃん、僕はオタフクソース派だから」と言われ
私は使わないオタフクソースでも必ず一本は買い置きしていた。
オタフクが一本残ってる。誰も使わないのにどうするの。
お好み焼きを作る気にならない。
夫が焼いてくれたんだから。
何だかこだわりがあった。
フライパンを見ながら上手にひっくり返して得意そうな顔していた。
そう書いていたら涙が止まらなくなった。
本当に楽しかったなぁ。もう無くなっちゃったんだな。あんな生活。
もう二度と焼いてくれない。一緒にアツアツを食べられない。
使いかけの青のりは冷蔵庫に保存している。もう捨てなくちゃ。
紅ショウガもいらないな。
私にはもう家庭が無くなっちゃった。
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