これまでお線香をあげに行きたいと言われたのは

女性の友人と夫の上司夫妻からだけだった。

私の知っている夫の友人は皆が通夜葬儀に参列してくれたので

女一人になった自宅には気を遣ってか誰も来ない。


葬儀屋から49日までと家に来る人の為に

香典返しを置いといた方が良いと言われ10セット置いといた。

でもうちに来られても困るんだよな・・・

うちのリビングは数ヶ月前まで夫の物の山だった。

夫が入院して容態がどうなるか分からない覚悟しろと言われ

これでは何かあっても夫を連れて帰れないと思い

数日掛けて山の移動をした。

それから亡くなって祭壇を作り、それきりで部屋は殺伐とした状態だった。

今はようやく模様替えをして女ひとり暮らしって感じになった。


先々週の話。夫の友人というより知人から電話があった。

線香をあげに行きたいと。

その男性と私は面識が無い。

夫から話は聞いていても個人的に食事に行ったとか

一緒に過ごしたとかそういう事は聞いたことが無い。

なのにわざわざ遠くからお線香をあげたいと訪ねてくるなんて。

有り難い気持や申し訳無い気持ちもあるし・・・怖い気持にもなる。

ひとり暮らしの未亡人宅なんで日頃から何かと怖いのよね。

私  「わざわざこんな所まで足を運んで頂くのは申し訳無いですし
    お気持ちだけで」

知人 「いや、世話になりましたから。今週末はどうでしょうか」

私  「恥ずかしいんですが家の中もまだ片付いておりませんの

    で・・・」

知人 「それは気にしないで下さい。すぐに帰りますから。
    とにかく伺いますので週末に電話します」

え。待ってよ。

そして、かかってこない。

先週は何か他に急用があったのか、誰かに何か言われたのか

今週は台風でそれどころじゃなかっただろう。

 


しかし一人の家に招き入れるってよくあるんだろうか。


亡くなってから家具屋を入れた時は夫の祭壇を見えない場所に移動した。

夫と暮らしていますよ感を出した。

考えすぎでも良い。それくらい用心深くなっている。

夫がいる時でさえ客を入れることは無かったんだし。

 

小さな事から大きな事まで色々あるなぁ。

 

相続だってまだ終わらない。銀行は凍結。

 

まったく・・・


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