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私も一緒に連れて行って

夫と死別。ふたり家族でした


昨日はクリスマスがひとりだってさみしくない
と書いたけど、誕生日だって同じくさみしくない。
足の怪我療養中真っただ中に誕生日があったけど
ひとりプラス御馳走無しでも問題無しだった。
誕生日だからって何?となってくれて
私あっぱれだわ。

買い物に出られたなら、ケーキくらいは買ったかもだけど
まだまだ外出が出来ない状態だったので
家にあるのはパルシステムのおかずだけ。
野沢菜をさかなにワインで誕生日の夜を過ごした。
今ある状況に嘆いても仕方ないものね。
甘い物も御馳走も無いけどいいの。
野沢菜好きだし。
よく買うし。
まあ、パルの野沢菜は私には・・・うーーんって感じで
今ひとつなんだけどもね。

夫が私の誕生日にあわせて
温泉旅館を予約をして行ったことがあって
そこが旅館が素敵な所でね
食事も部屋もサービスも良くて
また来年も行こうかなんて話していたんだけど
夫がなくなる1年前だったので、次の年は無かった。

夫がいなくなって2カ月後に迎えた誕生日に
「誕生日なんてもうどうでもいい」
と、その日に電話をしてきた母に言うべきじゃ無かった。
生んでくれた日をどうでもいいなんて。
たとえあの時の正直な気持ちだとしても。
私だけの誕生日じゃないんだから。
本当にバカ娘。

今年は母の誕生日を一緒に祝ってあげられなかった。
それこそ本当にバカ娘。
今、母の誕生日ほど大事な日は無いのに
足のせいで帰省できなかった。
ばかばか。本物のばか。
母の誕生日を母と一緒に祝える、
私には唯一の有難くて嬉しい日なんだから。



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