さて、Aと2度目のデートはオークランドシティーでの彼の知っている日本食屋でした。
どういう趣旨でその店を選んだのかは今でもわかりませんが、その店の店長はAにはとてもフレンドリーで(もちろんですよね、友人だから。)私にはとても感じが悪かった。そこは以前に私も何度か行ったことのある店で、まぁ、美味しかったので、その時まではシティーにある私の勤める店に来たお客さんに時々オススメしていました。が、これ以降は一切お客さんに勧めるのをやめ、私もこれ以降一度も行っていません。
その2回目のデートの印象がこの日本食屋から始まって、あまり良くなくAの自己中心的な性格が垣間見えました。
お互いに思いやりを持って、ケアをし合える相手が私には必須条件*なのでこの日でこのAとはさようならをすることに。
ところが、Aはそれが納得いかなかったらしく逆ギレ。しかもこの時、私は別の人ともデート*をしていて、私はそれも彼に話していたので、Aにはその人のせいなんじゃないかという疑いもあり、余計に激怒だった模様。さすがに正直な私でも『あなたは自己中だから一緒になりたくない』とも言えず、彼にとっては決定的な理由がないのでますます納得できず、抗議の電話?がなんどもありそれが段々罵り電話になり、、要は "たった2度のデートでAが勝手に私と結婚するつもりになっていて、ところが私に振られたのでプライドが滅茶苦茶傷つき腹いせをした” のですが、こっちは大迷惑。対処法を考えている時に、これまた勝手にAが私に誰にも言えない過去の家庭の秘密を話していたことを思い出し、態度が急変。忙しい人だ。この極秘情報?は彼の子供も巻き込むことなので、私は全く口外するつもりはなかったのですが、彼は私が復讐
として口外するんじゃないかと恐れ、今までの彼の行為を平謝り。で結局Aの一人芝居で終了。この時に初めて最初の印象が良すぎるのも考えものだ、、とは思ったのですが、この時はまさかまた同じようなことが起きるとは思ってもいませんでした。
必須条件* : 私の旦那さんもしくはパートナーとなる人に対する必須条件は "私が今と同じかもしくはその相手と共にそれ以上幸せに楽しく人生を送れること。” こういう精神的な条件は”お金待ち"などの物理的な条件などよりも自分の人生をかなり楽しんでいる私にとっては難関なようです。これが今も私が独り者でいる大きな理由のうちの一つだと思いますが、この必須条件を満たさない男性と一緒になるより独りでいた方が良い、と自分の気持ちはハッキリしているので、ある意味気楽に切羽詰らずにフラーティングを楽しめるのかなぁ?(妊娠適齢期を過ぎた今は特に
)ここニュージーランド(NZ)にはこういう女性が(日本女性も含めて)多い気がします。後はNZの私の年代の男性の人口は女性の人口の約半数。それもシングル女性が多い大きな理由かもしれません。
別の人ともデート*:この国ではDating (デーティング:デートをする)とRelationship(リレイションシップ:付き合っている関係)とは別物です。デートはその人との相性を確かめるために会うもので、(基本的には)私は手もつなぎません。この時の私のようにデート相手は何人もいるという人も珍しくないです。(もちろんそんなの御法度!という方々もおります
)当たり前ですがRelationship を持つようになったらこれはBFということなので一人です!それ以上だったら浮気になるので大問題。ただ、このAの時に、この "複数とデートをする" ということが事態をより面倒臭いことにしたので、嘘や隠し事をできない私はこれ以降は一人づつ会うことにしました。
今日の写真:
私の大好きなCornwall Park(コーンウォールパーク)良くOne Tree Hill(ワントゥリーヒル)と呼ばれていますが、正確にはこの二つが一緒になった公園&農場です。
この羊達と人間の間に柵はありません。その代わり特にお子様などが羊を追いかけたりすることは禁止となっていて、守らないと公園の管理の方から注意を受けますので気をつけましょう。