キルタとぶきみなアパート
無事に終演いたしました。
ご観劇頂いた皆様、ありがとうございました!
そして稽古から本番まで私たちを支えてくれたS&Dの学生の皆さん、スタッフの皆さん。本当にありがとうございました。
学生の皆さん、本当に行動が素早くて機転が利いて頼もしくて。お稽古場での居方とか姿勢とか、もう一回ちゃんとしなきゃ!ってわたしも身が引き締まる思いでした。本当に。
12月の本公演、とっても楽しみにしています。
トライアウトということでまだだれも演じたことがない、観たこともない、そんな作品を作る毎日。
クリエイター陣の試行錯誤に応えたい!でもうまくいかない…それでも挑戦し続ける。
俳優は、お稽古からいかに100%で考えて体現して、挑戦できるか。
そしてそれを頭も心も余裕がある状態でお客様に届けられるか。
その繰り返しなんだなというのを改めて思い知らされました。一日一日の積み重ね。
これからも日々精進します…!
素敵な楽曲を作ってくれたころさん、
それを立ち上げる振付をしてくださった佑介さん、ありがとうございました。
このお二人の博学ぶり、イメージの豊富さ、色々なところに尊敬しかないです…!私も日々勉強だ。
今回頂いたコーシャというお役。
極楽一座を創った、いわばリーダーなんですが
私本当にリーダー気質じゃないので(笑)
みんなとうまくやれるかなーとか色々心配していたのですが←
みんな個性の塊で、お稽古でも色んなお芝居をぶつけてきてくれて、本当に楽しかった。
相互作用でお互いの役を引き出していったという感覚です。
わたしは道端に転がってるこの子たちを拾ってきて本当によかったなあーとか、みんなそれぞれ自分を持ってて、イキイキしてて素敵だなあとか、コーシャ目線で愛おしくなってました。(笑)
私だからできることって何なのだろう。
私がお芝居を続ける意味。
私だからこそできることって本当にあるんだろうか?もしかしてもっと他のところにもあるんじゃないか?
そんな答えのない問いを私も日々繰り返しています。
でも思えば
お芝居は私が高校生になるときに自分で選んで、
今まで自分の意思で続けているもの。
もしかしたらこのあと、もっと違う道を選ぶこともあるかもしれないけれど
それはその時。
いろんな世界を見てみたいという気持ちはもちろんあります。
わたしは、素敵な物語に出逢うためこれからもお芝居を続けていくのでしょう。
そして本を読むし映画も観るし舞台作品も観る。
私にとってまるさんの物語は、
演じていたい作品。その物語の中に入って、役割を担って、一部になりたい!
ひとりぼっちの夜、おどり村と妖の森につづき、コーシャというキャラクターを演じることができて幸せでした。
また、機会があるといいなあ…!