★呪縛(じゅばく)★ | “It's MAI life”

“It's MAI life”

フリーアナウンサーの中川真衣が日々感じたことを書いています。

昨日、加賀市で行われた、ふるさと駅伝に仕事で行ってきた。


今年の箱根駅伝で早稲田で往路のアンカーだった

金沢市出身の三輪真之(みわまさゆき)選手も出場していた。
“It's MAI life” (市町対抗ふるさと駅伝 開会式)

今年のお正月、TVで駅伝を見ていた私。

早稲田に石川県出身の人がいるんだ~と思って見てた。

今年の早稲田は残念ながら2位という結果だった。


5区で新“山の神”(山道を走破することからの意)

東洋大の1年生、柏原竜二選手が圧巻の走りを見せたのだ。

一時は首位を走っていた三輪選手(4年)が箱根の下りに

さしかかったところで追い上げをみせ、柏原選手を一瞬だけ

抜いたが、下りが終わりになったところで、柏原選手がスパート。

ゴールしても、「すみません」と泣きながら謝ってた三輪選手。

自分が頑張れば1位になれたのに・・・という思いからでしょう。

箱根という大舞台でランナーとして選ばれるだけでもすごい事だし、

ベストを尽くして走ったのに謝るなんて・・・という涙した場面だった。

(見てた人いますかぁ?)


その三輪選手は今年の春に大学を卒業し、金沢に戻ってきた。

箱根から11ヵ月後・・・

昨日のふるさと駅伝では、アンカーを務めた。

2位のチームと差がもともと開いてたので、1位で余裕のゴール。

ゴール直後にインタビューしたら、

「箱根の呪縛から解き放たれました。」と言ってた。笑顔


今回は箱根ほどの壮絶な大会ではないけど、その言葉を聞いて

私も嬉しくなった。