「日本語サロン」を始めた。


これは前任者のときから始めたもので、

授業ではない。

日本語に対する抵抗感をなくすため、

また日本のサブカルチャーに対する理解を

深めるために始めたものだ。


私は、その目的プラス、

日本語を使って、何かを作り出す、という活動を

したいと考えている。


彼らは基本的に「受け身」であることに

慣れてしまっている。

授業では教師から日本語を教わり、

日本人教師には「日本のドラマを教えてくれ」と言う。

っていうか、あなたたちのほうが詳しいじゃん、とか

思う。


自分たちが持つ日本語という技術を何かに

生かすことができて、

それが誰かの役に立つという経験をしてほしいと思った。


たとえば、「日本料理を作ってくれ」じゃなくて、

カザフ料理の作り方の日本語レシピを作り、

在住の日本人にカザフ料理をふるまう。

日本から贈られた絵本をロシア語orカザフ語訳して、

孤児院にプレゼントする、など。


とか、色々アイディアはあるんだけど、

先週は、学生たちの熱い要望に押し切られ、

巻きずし作りをすることに・・・


学生たちは「自分たちで全部やる!!」と強気だったけれど、

結局、全部彼らに任せることもできず、

疲れる1日だった・・・


それでも、自分たちで、飲み物や皿、コップを買ってきていて、

きゅうりやツナ缶、卵焼き、ごはん、海苔なども準備してきた。


学生たちの「赤い魚!!(サーモンのこと)」という声に負けて、

「分かった、私が用意する」と言ったものの、

サーモンの値段の高さにびっくり。

真空パック200g?1300テンゲ。(×0.6=日本円)

まあ、そんなものか。


ほかに、一応日本から持っていったかんぴょうと桜でんぶ。

せっかく持っていったけれど、実はサーモンとツナのほうが人気でした。

あの微妙な味わいが彼らにはよく分からなかったらしい。


もうなんかぐちゃぐちゃな状態で始まり、

学生たちは思い思いに、というか好き勝手に、

寿司(といっていいのか?)を巻き、

いっぱい作ったはずなのに、

なんかあっという間に食べてしまって、

おそろしく疲れた2時間弱でしたが、

学生たちがとても楽しそうだったので、

まあ、よしとしましょう。



3年生が1年生に教えています。


カザフスタンの風 ~日本語教師のひとり語り~-sushi5

カザフスタンの風 ~日本語教師のひとり語り~-sushi4

カザフスタンの風 ~日本語教師のひとり語り~-sushi3

カザフスタンの風 ~日本語教師のひとり語り~-sushi1

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最後にみんなで、「いただきます!!」


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お手伝いに来てくれた、日本人大学生3名を含め、

たぶん30人近くいたと思います。


みんな、最後まできちんと後片付けをして、

帰って行きました。