そして、当日。


「ボロボロの飛行機だよ!」と何度もセンターの方に言われていたのですが、

目の前には想像を絶する飛行機の機体が・・・


ヤコブレフ40(як-40)という、ソ連時代に作られた飛行機だそうです。


ちなみに、カザフでは写真撮影禁止の場所が多く、

人前でおおっぴらに写真を撮ると

カメラを取り上げられるのではないかと、

いつもひやひやします。

ということで、これは隠し撮り?

構えずに手元で撮ったので斜めになってしまっています。


行きの飛行機では、そんな気持ちの余裕はなかったので、

写真を撮ったのは帰りです。


飛行機の後部から乗り込みます。

(入口が狭くて体をかがめる感じ)


小さいのでセスナ機のように見えますが、

立派な?ジェット旅客機でした。


カザフスタンの風 ~日本語教師のひとり語り~


飛行機の中。

最大32名。

バスの中みたいでした。

座席指定はありません。


カザフスタンの風 ~日本語教師のひとり語り~

預け荷物は、この客席の後ろに荷物置き場があって、そこに積んであります。

自分の手荷物じゃないですよ。

機内預け荷物です。

手荷物は、足元。(上の棚がないので)


冗談で、「どこから酸素マスクが下りてくるんだろうね」とか、

「この飛行機は落ちないから必要ないの」とか

話していました。

「落ちた」というウワサは聞いたことがないそうです。

隠蔽しているだけだとも・・・



最初は、「すごーい」とのんびり構えていたのですが、

離陸と同時に、ちょっとパニックに…


実は私は、飛行機という乗り物が苦手なんです。

何度も乗るようになり、

だいぶん慣れましたが、

今でもあまり好きなほうではないし、

体調が良くないと、軽い乗り物酔いになります。

(というか全般的に乗り物酔いしやすい)


そんな自分の体質を忘れていました…


それほど揺れたわけではないのですが、

機内の狭さからくるものすごい圧迫感と、

リアルな飛んでいる感に、

軽いパニックになってしまい、ものすごい冷や汗が…


たまたま持っていたバッグの中に、

いつから入っていたのか、

酔い止めの薬が入っていて

「一カプセル300円!!」という安心感で少し落ち着きました。


「ボロボロだよ」と何度も忠告してくださった

センターの職員の方に

気を遣わせてしまいました。

申し訳ない…


2時間でセメイ着。


空港は何もない、倉庫のような建物でした。


カザフに着いて、初めてアルマティ以外の町に来ましたが、

車も少ないし、のんびりしていて静かで、落ち着いた地方都市でした。


その日の午後は、明日の会場である孤児院に下見に行ったりしました。