お米的ななにか

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劇団「イキウメ」の『散歩する侵略者』の大阪公演を観に行ってきました。


個人的に、イキウメの公演を観に行ったのは初めてで、知った理由としては昔にNHKで放送されていたのを観たのがキッカケです。

その時は短編ばかりだったのですが、面白かった!と思い、それからちょくちょくイキウメの公演をHPでチェック。

観た当時は高校生で広島の実家暮らしだったので、なかなか公演を観に行く機会も無く・・・。

DVDは通販という、高校生には痛い出費になってしまうので、NHKで観た以外には全く他の公演は観たことありませんでした。

大学進学のために大阪に出てきたので、せっかくだから。という感じ行ってきました。

概要とかHPに書かれてはいたのですが、全く見ず。

「イキウメ」という劇団だから。というだけで見に行ってきました。

故に、出演者目当て!とかストーリーが面白そうだから!とか、そんなんは全くなし。

4000円+交通費を出して行くには、ある意味ギャンブルでしたね。



以下、ネタバレのような感想になりますので、閲覧注意ということで・・・。




公演が行われたABCホールの2階席K列11番という席でした。

「なんだよー、2階席かよー」と思ってたんですが、ABCホール自体狭いんですね。

どちらかというと1階しかない感じで、全体の後ろから2列目。しかも11番はどセンターでした。

斜面もついているので舞台全体が観やすかったです。


作品のストーリーが素晴らしすぎる。

「こう繋がってくるのかぁ・・・!」と思いながら見てました。

最後の場面になると大体「あ、こうなるな」と読めちゃったんですが、それだからこそボロボロ泣いてしまいました。

切ない。本当に切ない。

どう転んでも切ない展開なのがまた泣ける。


演出の方では、舞台の使い方うまいなぁ!と感心。

いや、プロに向かって感心とはまた失礼な話ですが・・・。

同じ舞台上なのに違う場面が入り乱れており、それでもってわかりやすい。

こんな使い方もあるんだ、と勉強になりました。


ストーリーも演出も素晴らしいが故に、役者の演技についてあまり感想が出てこない・・・っ!

出てこないということは、それ相当の演技力だったということでしょうね。

今日の感想、ホント上からだな・・・。

個人的にはお義兄さん役の方の演技が好きでしたw


今日観ただけで本当にファンになってしまいました。

秋公演もあるということで、また行きたいと思います。

関西は先行で上映されるということで、天王寺のほうまで行ってきました。


主観的・ネタバレ等になるかもしれないので閲覧注意です。




この作品は、原作の有川浩先生の作品をずっと前に、この小説がハードカバーで発売されたときに読んでいたので、楽しみにしてました。


最近、原作の小説や漫画を実写映画やドラマにすると、

「なんだか期待外れだったなー…」

という作品が多いので、正直『あまり期待せずに観に行こう』と思ってたんです。


でも、全然そんなことなかったですよ!

原作好きの方も期待して観に行っても裏切らない作品でした。


ちょこちょこ小説とは違ったりする場面もあるんですけど、ほぼ一緒。


個人的に、登場人物もイメージ通りな感じでした。

ただ、ミサの友達のお兄さんが「老けすぎじゃない?w」とも思いましたがww


原作を読んでない方も楽しめるようになってましたし、

小説読まなきゃ物足りないなー…って感じにもならないと思います。



ちょっと残念なのは、上映する劇場が少ないことですね。

うちの母がこの作品が好きで、観に行こうとしてたらしいんですが、

広島は2か所しか上映しないそうで…。


大阪や兵庫などは色んなとこでするんですけどね。

もうちょっと劇場を増やしてほしいところです。




有川浩先生の作品がこうやって実写化されるのは、ファンとしてはとても嬉しい限りですね。

『フリーター、家を買う。』も結構良かったですし。


有川先生も昔みたいに軍隊をピックアップした作品を書かなくなったことで、

より実写化しやすくなったんでしょうかね。


個人的に好きな作品は『シアター!』と『植物図鑑』

演劇好きだから『シアター!』はホント面白く感じますし、

『植物図鑑』は先生お得意のラブストーリーです。


でも『クジラの彼』とかも好きなんだよなー。

軍隊の人の話、あれよかったなー。

「教室は舞台ですか?」


と、言う質問をする先生がいた。



舞台芸術とは何か。

舞台とは何か。

芸術とは何か。

演劇とは何か。


私たちにそう問うのです。


「演技をすると舞台だ」とか「演技をすると演劇だ」とか。

色々と答えが返ってきました。


そして先生は『教室は劇場にならないの?』と訊いてきました。

意味としては、どこでも舞台になるのだろうか?という感じです。

教室でも平地でも舞台になるんでしょうか。


「演じる側と観る側がいればそれは舞台だ」

「役者や観客が舞台と思えばそれは舞台だ」

などたくさんの答えが出てきました。


そして先生はとんでもないことをしてくれました。



授業中、劇場管理人と副手さんが突然現れました。

2人は先生からマイクをもらい、淡々と話し出しました。


「君たちが年度末にする公開授業と呼ばれる舞台は、今年なくなりました。」

私たちは1回生は1年のまとめとして、何もない小さな平地の部屋に舞台を作り、演劇等をします。

2回生以降になると、経験もあるので校内にある本格的な劇場で舞台をします。


「この学科には皇族の方が客員教授として来られ、演出をしてくださいます。

その方が『なぜ1回生は大きな劇場でしないのか?』と言われ、今年みなさんは劇場でやってもらいます。

ぶっつけです。失敗は許されません。戯曲はこの作品です。」


そういい、副手さんは作品目と作家名を書きます。

そんなことを言うので生徒たちはざわめきました。

すると劇場管理人さんは「じゃかましい!」と突然怒鳴りました。

「ちゃんと話を聞こう?」と逆なでするような胡散臭いしゃべり方をして私たちを黙らせます。


「失敗が許されない理由は、君たちの先輩が昔、演出を皇族の方にしてもらい、大きな他の劇場で演劇をした際に大学の名誉を下げるアドリブを入れました。そのせいで演出をされたこの方は学校にクレームを入れ、学科長は理事長に呼び出され『2度と学校の名誉を傷つけることはしません』と一筆書かされ、さらにお金も大幅カットされました。失敗すれば1回生から4回生全員に迷惑がかかります」


と私たちに言います。

そして副手さんが皇族の方がいらっしゃった時などの姿勢態度などを話し出しました。


必ずクリーニングしたスーツ、Tシャツは必ず購入などなど・・・

厳しいものばかりでした。


そして散々私たちに言った最後に

「これは脅しではありません。だましです。」

と言いました。


全部ウソだったのです。


先生が仕組んだドッキリでした。

だから私たちは劇場で舞台をする必要もないし、皇族の方が演出をすることもないです。


そして笑いながら先生は言いました。

「ではこれは、舞台ですか?」



もう、ブーイングの嵐です。

ホッとして泣き出す子もいました。


なんて粋なことをしてくださるんでしょう。

どうやら毎年しているらしく、中には先輩方も講義を観に来ていたみたいでした。

よくよく考えれば嘘くさいとこも沢山ありましたし。


で、これは舞台でしょうか。

正直私自身は舞台だと思います。


役者は、先生・劇場管理人・副手・そして私たち

観客は見に来ていた先輩方。


舞台の場所は選ばないのだと思います。



あー・・・本当にビックリした。