川越まつり 歴史編 | 森田真衣オフィシャルブログ Powered by Ameba

川越まつり 歴史編

今週の土日に行われる「川越まつり」にむけて、このブログを読んでいる方にお祭りのことを知ってほしいと思い、数回に渡り川越まつりを紹介します!



川越まつりというものは、そもそも氷川神社の例大祭。関東三大祭のひとつで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
元々日にちは決まっていて10/14,15。その日に合わせて、旧市街地の山車が中心になり街をねりあるいていました。
しかし、1997年から山車がねりあるく川越氷川祭は10月の第三週に変更になりました。

しかし、10/14,15の例大祭は変わらずに行われています!



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例大祭の様子。



私が通っていた小学校は正に旧市街地の中心にある学校だったので、氷川神社がある町内の子どもたちは、出席だけとったら祭りに参加するようになっていました。

今はそのようなことがあるかどうかはわかりませんが、私は学校に残らなくてはいけない方だったので毎年羨ましくみていました☆

残る生徒たちもそわそわ。
なぜなら窓の外からはお囃子が風にのって聞こえてくるからです。
給食を食べたら、みんな一目散に帰ってお祭りの準備をした記憶があります。


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そもそも川越まつりは、川越藩当主の松平信綱が氷川神社に神輿、獅子頭、太鼓を寄進したことからはじまります。後、1651年に祭礼となります。

当時の川越は「小江戸」と呼ばれるくらい発展しており、1698年には祭り屋台ができるなど、どんどん発展していきます。当時の繁栄した町人文化がお祭りから伺えます!


当時、江戸では江戸天下祭というものが行われていました。神田明神の神田祭がそれにあたりますが、明治維新後、新政府によりお祭りが解体されて山車がなくなってしまいます。そのため、今の東京のお祭りはお神輿のお祭りが多いのです。

川越まつりは当時の天下祭の様子を今に残す貴重なお祭りのひとつです。



さぁ!
次はみどころ編に行きたいと思います☆