ドレスデンにちょっとだけ立ち寄りしてきました
大好きドイツ、２年ぶりくらいかな。
以前はロマンチック街道のみだったので今回は東ドイツへ
ドイツの東の端にあるドレスデンは、
チェコとの国境近く30キロメートルくらいに位置する街。
人口は50万人くらいの大きな都市です。
ここ、第二次世界大戦の頃に、かなり激しい爆撃に遭って
市内中心部はほぼ破壊されてしまったんです
壊れたままの状態で放置されていた
聖母教会を再建させようと、
世界中から182億円もの寄付が集まって
2005年にやっと工事が完了したところなんです。
新しい材料を極力使わずに、
できるだけ当時の材料を元の位置に組み合わせて再建させようと
すっごい細かい努力がされたんだそう。
「ヨーロッパ最大のジグソーパズル」
なんて言われる大工事だったんだって
街の空気がやや古典的で、重厚感ある造り。
旧ソ連の影響をもろに受けていた都市だけあって
クラシックな感じが、
南ドイツのロマンチック街道のような明るさや華やかさとは
同じドイツでもちょっと違う印象を受けました。
でもでも狭い路地が続く町並みには
レストランやバーがいっぱいあって
みーんな大きなジョッキのビールを飲んでて
そこはやっぱりドイツですね
ちなみにドレスデンって、ちょっと珍しい街。
2004年、歴史的建造物の残る文化的景観が評価されて、
ドレスデン・エルベ渓谷が
世界遺産に登録されたんですが
交通量の増加に対応するために
エルベ川に車両用の橋を建設する案が検討され、
ユネスコからの警告にもかかわらず建設が進みました。
それで、2009年に、ここドレスデン・エルベ渓谷は
世界遺産リストから登録を抹消されちゃったんです。
世界遺産だった という過去形の街って
なかなか珍しいんですよー。悪い意味でね。
マンホールがドレスデンになってて、可愛い
オブジェで遊ぶ女の子もめっちゃ可愛い
コスプレ集団のおばちゃまたちも めっちゃ可愛い
なぜこの格好なのか分からなかったんですが
写真撮っていい？
って聞くとニコニコとさあどうぞ！って感じでした。
というわけで、私も一緒に
なんだかお人形さんみたいですね。
東ドイツ、少しの滞在でしたが
南ドイツとの違いも感じられて楽しかったです
やっぱり同じ国でも場所が違えば雰囲気が違うもんですね