あの悪夢のような移動に耐え、はるばるやってきたジンカの町。
その名も『民族マーケット』
近くの村からたくさんの民族がそれぞれ物を売りにやってくる。
もちろん私たちのお目当てはお買い物ではなくて、人。民族。
いろいろなエチオピアン民族にお目にかかり来たわけです
マーケットはなかなかの規模で迷子になってしまいそう。
黒い肌にカラフルな布地の服が映えてステキ
どこかの族っぽい人たちはたくさんいるんだけど、民族衣装じゃなかったりもするので見分けがつきにくい。
私が一番会いたかったのはムルシ族さん
この族の風貌は独特で、女性は下唇の下をざっくり切る
そしてその切り込みをどんどん広げ土器の皿をはめ込みます。
あらら、でもめっちゃ痛そうなんですけどぉ
皿をはめるのは見せる観光用で、普段はあまりしないらしいです。
写真を撮らせてもらう交渉をして(チップ払ってね)ポーズとるときによっこいしょってハメるかんじ
しかも唇にちょっと血がにじんでる気が
衛生に悪いから廃止されるという噂も。
ムルシさん、お体お大事に
それにしてもマーケット、なんか感じ悪い人が多いかも
写真撮るなら金払えってかんじですぐ金、金言ってくる。
この細長い族さん(族名不明)だって1フォト2ブル(20円)ねって話が、終わったらオレと子供に2ブルづつ払えって言う。
話が違うと口論になったら私の腕を強く掴み暴力状態
まじ暴走族だよ~
周りに人が集まりだし、ムリヤリ逃げようと暴れたら私のサンダルが壊れちゃった
「コレどーしてくれんの!? 2ブル払えっ!!」
って逆に怒鳴りちらし、わぁーって逃げ帰ってきました
あーあ、族と本気のケンカしちゃったよ
20円くらいいいじゃんって思った人?
違うのです、金の問題じゃないんだな。
意地です 私の
まあみんながみんなヤな感じってわけじゃなくて、親切な人とかももちろんいるんだけどね。