わたしにとって
風俗という世界は
唯一の生きる術であり
拠り所だった。
inグアム。
世の中の多くの人は
自由よりも安心を求めてる気がする。
ある程度の
ルールや制限の中で生きる方が
幸せなのかもしれない。
もちろんわたしも
そんな社会に適応しようと
頑張ってみたことはあるけど
その行為は
わたしにとって、
大袈裟ではなく自殺行為だった。
普通の人や普通の社会に
合わせようとすればするほど、
わたしの心や身体は
おかしくなっていく。
拒食症になったり
鬱になったり
自殺願望が出たり
パニック障害になったり
喘息が悪化したり
血便が出たり
お局様のパワハラにあったりと
かなりの勢いで
強制終了の現実がやってくる。
その度に、
皆にとっては当たり前のことが
なんでわたしには出来ないんだろう?
と、自分を責め続けた。
そんな状態になっても、
さすがに死ぬ勇気まではない。
親に助けを求めるとか
そういう選択肢も
自分の中にはなかったから
自力でなんとか
生きていくしかなかったんだよね。
続く。