フツーのおばさんが
何かしらやれることを探しつつ暮らしてます
ゆるく更新中
久々の長編作品です
今回の読書感想はこちら
ブロ友さんと勝手に思っている方の
こちらの記事を読んで興味を持った本なの
年をとってめっきり遅読になり読了まで少々時間がかかりました
更に遅筆なため上記記事からなんと
3ヶ月後という有り様でございます
私にとってファンタジー長編ものは
荻原規子さんの西の善き魔女以来かもしれないわ
さて、誰も待ってないかもしれないけど
以下おばさん的ポイントです
①文章が読みやすい
この世界観の固有名詞がバンバンでてくるし、登場人物もそこそこいるのですが
何故かすんなり頭にはいってくる
うちの市立図書館では児童書の分類でした
難解な文章ではないので読書好きなら子どもさんこそのめり込んで読めそうよ
②細部まで練り込まれてる設定
作者さんの頭の中には
この世界の地図、地形、それぞれの氏族の成り立ち、パワーバランス、社会構造などが
しっかり構成されているのが感じとれるの
そのため話しの流れに矛盾がなく、登場人物の心情に納得感を持ちながら読めたわ
③現代を予言していたかのような内容
こちら2014年の作品で2015年本屋大賞を受賞されているんですって
動物を媒介とした未知のウイルスがこのお話しのひとつの鍵になるんだけどまるでコロナウイルスのようだわ
ファンタジーな舞台であるけれど
描かれる生と死は現代のリアルでもあると思ったの
また、宗教に傾倒する人間らしさとそこにある救いは、昨今明るみに出た新興宗教のようにも感じたわね
私は図書館で借りる専門の人間なのだけど
税金を払ってるので、サブスクみたいなものだと思ってます
今回の本は延長に延長を重ねましたが
読んで良かったぁ
アメブロをしてなかったら読まなかった(知ることすらなかった)かもしれないと思うと、みなさんから色んなことを教えて頂けるブログは本当に楽しいしありがたいな〜って改めて思います
最後まで読んでくれてありがとう