フランス国立オルセー美術館公認のリマスターアート展に行ってきました。



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リマスターアートとは1億画素にも及ぶ高精細データで絵画データと取り、


レプリカとして復元したもの。




これ、ただのカラーコピーだと思いきや、特殊なプリント方法でキャンバスの


素材の凹凸、絵の具の盛り上がりやひび割れなどをそっくりそのまま


復元したかのように立体的に浮き上がって見えるんですよ!



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今回の展覧会では、モネやゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンといった


歴史的アーティストの作品が惜しげもなく飾ってあるのですが、


驚くべきはその鑑賞方法!




あくまでもレプリカなので、柵などに邪魔されることなく目と鼻の先まで


絵画に近寄って鑑賞できるのです。




しかも!!!




展示室に入ると手渡せるのは虫眼鏡とペンライト。




通常美術館では絵画の劣化を防ぐため、最低限の光しか当てることが


出来ませんが、これらはレプリカなのでライトも当て放題!




ペンライトで気になる個所を照らし虫眼鏡を覗き込みながら絵画鑑賞。



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「こんなところに亀が!?」


「この人こんな表情だったの!?」


「こんな色で描かれていたの!?」




などなど発見が沢山あり、まるで美術鑑定士になったかのような感覚になり


ついつい一つ一つの絵画の前に長居してしまうほど面白かったですよ!



中には写生を楽しむ可愛らしい小さな芸術家たちの姿も!

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美術部の在校生の皆さんが丁寧に一つ一つの作品を解説してくださるのも、またこの展覧会の魅力でした。

今回は31日までかえつ有明中学高等学校で開催されていますが、


今後は各地の学校で開催していくそうです。




ぜひお時間のある方は足を運んでみて下さい!




ちょうど今、新国立美術館でオルセー美術館展をやっていますから併せて


ご覧になるとより世界の名画を堪能できると思います。




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