すこーしだけしっかりした仕切りに囲われた相部屋です
同室の方がどんな方かでストレスもずいぶん違います
私と同じくらいに入院され、先に手術を受けられたおばさま
自分のペースは守りながら、顔を合わせないようにタイミングを計ってくれたり
看護師さんとのやりとりが柔和だったり
私のリハビリ中にそっと「頑張って」と声をかけてくださったり
すごく「気遣い」を感じます
一方、昨日入室のおばさま
部屋に入るなり
「暑い！温度下げれないの？」
（実際にはキツイ岡山弁です）
「団扇貸してもらえないんですか？」
「扇風機ないの？」
「入院中についでに痩せたいから糖尿病食だしてもらえない？」
いやいや
温度は4人部屋なんだから意見を聞くべきだし
団扇や扇風機って温泉じゃあるまいし
ついでに痩せるって
こっちは入院してから1週間何も食べてないわー
水分も摂れない、身動きとれない状況でイラッとくる言動ばかり
おまけにすごいイビキ
20時頃から寝始めて次の日の9時過ぎまで
ガーガーゴーゴー
朝の検温では「あんまり寝られなくって...」って
こっちのセリフだよ
でもね
後から考えてみたら
（個室を希望されてお部屋を替わっていかれたので冷静に考えれたけど）
更年期で暑さを感じやすいのかもしれないなとか
イビキがひどいってことは睡眠の質がよくなくて寝た気がしないのかもしれないなとか
無条件にあぁん？
と思うことは少なくなりました
1番はこの方は術後何日も飲まず食わずで痛みと向き合う人がいるってことを知らないんだろうなということ
「気遣い」には「想像力」が必要です
例えば贈り物
結婚祝いや出産祝い、お見舞いやお中元
相手の状況や好みなどたくさん「想像」しないとせっかくの贈り物も喜んでいただけません
サービスだってお客様が必要としていなければただの「おせっかい」か「押し売り」
「想像」するには「情報」が必要ですから
周りやその人へのヒアリングや一般常識的な知識も必要ですよね...
4人部屋のストレスから人間関係に大切なことまで考えちゃったつぶやきでした
