嘔吐恐怖症 通院回想録
「吐くのが怖くて食べられない…」
BMI12.9からの回復を
綴っています
前回の続きになります。
薬物依存…
なんだか不穏なタイトルですが
逮捕されるクスリの話ではなく
処方薬依存の話なのであしからず
釣りたかったわけではない。
退院後、
通院していた心療内科に戻り
大学病院での話をします。
カウンセラー
「入院中はどんな治療をされました?
私
「森田療法という治療をしました。
カウンセラー
「ああ、あのキツイやつ…
私(心の声)
「あのキツイやつ…そう思うよね!
治療する側の人間が見ても
そう思うよね!
私
「本当に地獄のような2週間で…
二度とやりたくないです…
でも、少しずつですが
食事量を増やせるようなりました。
カウンセラー
「そうですか。
頑張られた甲斐がありましたね。
吐くのが怖くても
*食事量を段階的に増やし
*それに伴う胃の負担に耐え
*そして『食べること=生きること』
という覚悟を持って続ける
やり方は昭和の根性論だけど
↑まだ言う!
自分の中の恐怖に向き合い
食事に関して直接的な治療ができた。
不安とともに生きていくのは
まだ完璧ではないけど
きっと頑張れる。
そんな思いを伝え
こちらの心療内科で再度、
カウンセリング・認知行動療法・薬物療法
を受けることになるのですが…
トラウマ級の森田療法。
絶対に無駄にしたくなくて
自分自身に呪いをかけてしまいます
食べなきゃ…
逃げちゃ駄目だ、
逃げちゃ駄目だ、
逃げちゃ駄目だ。
と。
でも30代半ば(←当時)にもなると
毎日絶好調♪なんてわけもなく
体調が悪い日は本当に食べるのが辛い。
ついでにノロウイルスが流行し始め緊張感も高まる!
それでも、食べなきゃ…
逃げちゃ駄目だ、
逃げちゃ駄目だ、
逃げちゃ駄目だ。
グラム単位の体重の変化に一喜一憂し
減っていれば気分はどん底
何が何でも、食べなきゃ…
という思いで頭がいっぱいになり
物凄いストレスで
喉が詰まるような感覚が続くように…
実際は何も詰まってないのに不思議な現象。
そんな症状を一発で治した薬がコチラ↓
デパス(抗不安薬)!!
ベンゾジアゼピン系の薬は他にも飲んだことがありますが
*リーゼ=効き方がマイルド過ぎる
*メイラックス=長時間効くらしいが即効性がない
という感じで私はデパス一択でした。
そもそもの話…
私は内臓に問題があるわけではないので
胃薬とか効くはずがないんですよ。
≪参考記事≫
体調不良の原因は
基本的に不安から来る自律神経の乱れ。
(嘔吐恐怖症あるある:嘔吐が不安で吐き気を催す)
不安を取り除く薬を飲めば
喉が詰まる感覚も
胃もたれや吐き気、膨満感さえも
まるっと全て治ってしまうわけです。
雑誌に載ってる怪しい開運ブレスレット並みの力?!
デパスは私にとって
万能薬となりました。
≪参考記事≫
ただ、この薬…
当時から依存しやすいということは
知っていましたが
依存してしまった人が
断薬に苦しんでいるという話を聞いても
いやいやいや、断薬する必要ある?
飲めばこんなに楽なのに?
例えば “泉の精” が出てきて
① 薬を飲めば楽に生きられるけど短命
② 飲まなければ体はつらいけど長生き
選ぶならどっち?って
聞かれても迷わず①を選ぶから。
断薬する気はないです。
薬漬け上等!!
とデパスの沼にハマっていくのでした。
次回へ続く…
今回、記事の中に
エヴァンゲリオンみたいなネタ入れてますが
エヴァ…見たことないのー
流行りに乗り遅れた感じで…
ふしぎの海のナディア(知ってる人いるかな)は
大好きで小学生の頃ガン見してました。
いまだに
ブルーウォーターが欲しいと思う。
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約10年の通院生活を卒業した
嘔吐恐怖症についても体験談でよければ
お答えしますよ~。
(カウンセラーではないのでもちろん無料です♪)