嘔吐恐怖症 通院回想録
「吐くのが怖くて食べられない…」
BMI12.9からの回復を
綴っています
前回の続きになります。
お残しは許しまへんで～！
という
忍たま乱太郎に出てくる
食堂のおばちゃんのセリフが
なんだかピッタリな森田療法。
※あくまで私の場合。
まずは
1日1200kcalの摂取から始めます。
朝 ⇨ 楽勝で完食
昼 ⇨ 食べきれるか怪しい
夜 ⇨ 食べきるのは厳しい
という感じで大変でしたが
なんとか完食×4日で無事クリア
次は1日1400kcalに挑戦するのですが…
ここから先は上手くいきません
いやいや…
1400kcalなんて楽勝じゃない？
てりやきマックバーガー（487kcal）
1日に3つ食べたら終わりやで？
本当、その通り！
カロリーだけ見ればね？
何が大変って
病院食は栄養バランスバッチリで
低カロリーの食材が多く
しっかり量を食べないと
中々目標に到達しないということ。
ちなみに好き嫌いは一切考慮してもらえないよー。
お残しは許されない環境で
イメージは昔（昭和）の学校給食。
大食い選手権に
強制参加させられているような
地獄の日々が続くのです。
あまりに辛過ぎて
何度逃げたいと思ったことか…
でも、あきらめたらそこで試合終了。
これ以上、誰にも迷惑をかけたくなくて
この治療に挑戦しているのです。
頑張りました。
頑張り過ぎて、ある日の夜
吐き気で動けなくなってしまいます。
食べ過ぎた…
やばい吐きそう…
食べ物がずっしり入った自分の胃袋に
もはや恐怖しか感じません。
（嘔吐恐怖症あるある：食べ過ぎで吐き気＝KONOYO NO OWARI）
苦しい…
誰か助けて…
ナースコールを押し
看護師さんに吐きそうなことを伝え
袋（黒）を持ちながらベッドの上で
ガクガク震えていました。
なんとかなれーッ！（なんともならん）
と祈りながら。
すると、夜間なのに主治医の先生が
様子を診に来てくれたのです。
私
「頑張り過ぎました。
吐きそうです…しんどい…
先生
「そうか。
私
「吐きたくない…
吐いたらどうしよう…
先生
「吐いたらどうなる？
私
「え！？
その質問に
私は答えられませんでした。
なぜなら、最後に嘔吐したのは
小学生の頃だったから。
吐いたらどうなるのか…
わからない…
吐く前から
これだけパニック状態だから
頭がおかしくなるんじゃないか？
いや、意外とスッキリするのか？
答えは出ないまま
しばらくすると、少し消化したのか
体が楽になってきました。
とはいえ
無理に食べたことにより
物凄い恐怖を味わったのです。
もう頑張れないかもしれない…
そう思いました。
でも…
嘔吐が怖くても
食べられるようになるために
自分の意思でここに来た。
だから何かを得るまでは帰れない！
と踏みとどまったのでした。
地獄はまだ続く…((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸﾌﾞﾙ
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同じ病室に
線維筋痛症で入院されている方が
いらっしゃいました。
20代前半の若い方でしたが
全身の激しい痛みで
体を動かことが出来ず移動も車椅子。
心療内科では非薬物療法を
されていたようですが…
認知行動療法やマインドフルネス等。
全然良くならない
と仰っていました。
強迫性障害・嘔吐恐怖もそうですが
治せる薬がない病気は
患者自身の頑張りに委ねられることが
多いように感じます。
他力本願だけど
もっとラクで確実な治療方法が
確立して欲しいー
治療は（人生も）『イージーモード♡』を希望。
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約10年の通院生活を卒業した
嘔吐恐怖症についても体験談でよければ
お答えしますよ～。
（カウンセラーではないのでもちろん無料です♪）
