嘔吐恐怖症 通院回想録
「吐くのが怖くて食べられない…」
BMI12.9からの回復を
綴っています
前回の続きになります。
メンタル系の病気が
簡単には治らないことを痛感した頃
生理周期に合わせて
体調不良が続くようになります。
とくに排卵日前後。
女性ホルモンに影響される症状は
人によって様々ですが
私の場合
やはり吐き気が一番辛い…
吐き気レベルが10段階あったとして
おそらく普通の人が
1~2くらいに感じる僅かな吐き気でも
私はパニックになってしまい
動けなくなるからです。
吐き気を察知→不安で吐き気が増幅⤴という悪循環…
初めは排卵日前後の約一週間だけ
辛かったのですが
その内、生理前・生理中・生理後と
どのタイミングでも吐き気がするように
寝込む日がどんどん増えていきます。
* 豆知識 *
あまりに辛いので
生理自体を止めるべく婦人科で低用量ピルを処方してもらい
恐怖の副作用 “吐き気” にも耐えたのですが…
(嘔吐恐怖症あるある:副作用に嘔吐がないかまずチェック)
前兆(閃輝暗点)のある片頭痛持ちの私には
投与禁忌ということが途中で発覚!
血栓症のリスクが高くなるので
前兆のある片頭痛持ちの方は自己申告することを
強くオススメします。
当時、息子は5歳で
公立の幼稚園に通園していたのですが
自分が動けないことで
色んな人に迷惑をかけてしまいます。
息子のお弁当を夫に作ってもらったり
幼稚園の送迎や、習い事の送迎を
母や妹にお願いしたり…
助けてもらえる環境の有難さと共に
情けなさでいっぱいに。
増え続ける様々な体調不良の原因は
間違いなく低体重。
わかっていても
自分の意思で強迫行為を克服するのは
一筋縄ではいかないのです。
※強迫行為=吐くのが怖くて食べられない
家にいても
家事も育児もまともにできない毎日。
それなら治療に専念するために
入院施設がある心療内科で入院して
食べられるようになるための
直接的な治療をやってもらえないか
これ以上、誰にも迷惑をかけたくなくて
転院を考えるようになります。(入院期間のみ)
そこで見つけたのが大学病院。
漢方にも詳しい先生がいらっしゃるようで
↑漢方薬に期待していた時期が私にもありました。
こちらの門を叩くことに。
相変わらず
検査で悪いところはないので
入院させてもらうには
今回も直談判しかありません。
いっそどこか悪ければ!と思う程大変なんですよー。
プレゼンの結果?
なんとか入院させてもらえることになり
そこで提案された治療は
森田療法というものでした。
先にネタばらしすると
森田療法はとても効果的です。
でも余程の覚悟がないかぎり
オススメしません。
なぜなら
ガチで地獄だから!
※個人の感想です。
本当に辛かったからこそ
食べられるようになったんですけどね。
うぅー、二度とやりたくない。
地獄へ続く…((((;゚Д゚))))ガクブル
女性ホルモンによる体調不良。
これ、今もあるんですよ
やっぱり排卵日前後がキツい。
まぁ、年齢的にも
色々不調(更年期障害等)があっても
おかしくないのですが…。
低用量ピル → 投与禁忌
吐き気止め → 効かない
漢方薬 → 効かない
…という私
婦人科でエクオールを勧められたので
試しているところです。
女性特有の悩みが増えてきたという方に↓
私、DHCヘビーユーザーなので
こちらを定期便で送ってもらっています。
吐き気で全く食べられない…
という日がひと月のうち
4~5日 → 1~2日
に減ったので効いているのかも…?
でも私にとって一番効くのは
デパス!!
不安や緊張をやわらげるお薬です。
なんですよね。
ナウゼリン等の吐き気止めではなく
なぜデパスが効くのか…
答えは簡単。
吐き気を察知→不安で吐き気が増幅⤴
この悪循環を
断ち切ってくれる薬だから!
嘔吐恐怖症の私には夢のような薬
…ですが。
物凄ーく依存しやすい薬でもあるので
注意が必要です。
そのエピソードも
また闘病記で詳しく書きますね。
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約10年の通院生活を卒業した
嘔吐恐怖症についても体験談でよければ
お答えしますよ~。
(カウンセラーではないのでもちろん無料です♪)