一隅を照らす～「敗北を認める将軍」から思ったこと

11日の月食、13日の山羊座での土星冥王星合と、星的には慌ただしいですね。

けっこうすごいタイミングですよ、今週末。

ちょっと前だったら、もっと星のことブログに書いたなぁって思いますが、

今は不思議とそういう気が起こらない（笑）

楽しみにしてくださっている皆さんには申し訳ないです。

年末年始を家族と過ごし、いっくんの面倒を見て、家事や料理して、

合間に星使い手帳のウィークリーに掲載するメッセージを書き上げ

(80字前後を星を見ながら50パターン以上書いた！これめちゃいいよ！)

時刻表の初稿をチェックしてました。

↑例です。もうちょっとメッセージとデザイン部分の線を太くします。

さらにはマクラメ編みの練習と息子と一緒に「鬼滅の刃」をAmazonプライム・ビデオで観まくる。

超マルチタスク！

わたしのマクラメ初作品！

サンムーンストーン。男性性と女性性の統合。

自分自身という軸で生きる。蟹座と山羊座の統合っぽくもあるような♪

今も、11日のセミナーから使い始める初級のホロスコープセミナーの追加資料づくりをしています。

今までどうも、１２星座のキーワードが少なくて、

受講者がワークをしながらサビアンシンボルに引きずられやすかったのですが、

１２星座のキーワードを天体や感受点ごとに分けるというけっこう大変な資料を２日で完成させる予定（笑）

出来るのかしら…。

自分の特徴が更に具合的に落とし込めるようになること間違いなし！！

年始に夫のおばあちゃんが住む兵庫への行き帰り、長距離ドライブの車中でたくさん話をしました。

姫路のおじいさんは国鉄の駅長さんだったらしい。

大事に帽子を持っていたおばあさん。

がくちゃんもいっくんも乗り物好き。

ご先祖様のおかげでこの人たちがいることに感謝です。

その中で日本は世界に誇れる技術みたいなのは無くなったし、この先どうなるかな、みたいな話をしていて、

「経済が大きく成長していた時期はほんの十数年で、

それがずっと続くと思うのがそもそも幻想。

ヨーロッパ諸国なんかは既に経済の低迷も少子化も経験してきた。

イギリス（大英帝国）もそう。

でも、日本ほど一気に戦後復興して、経済成長して、

一気に少子化になっている国は他にない。

今後アジア諸国が同じようなことになるだろう。

そんな未来に、今俺が日本の地方でやっていることがすごく大きな財産になるはずだ。」

みたいなことを言っていた。

その言葉があまりにもかっこよすぎて、

わたしは夫に対して本当にかなわないなぁと思った。

今週末に土星と冥王星が重なる度数が、

「敗北を認める将軍」というシンボルなのですが、

敗北を認めるって心の平和につながるんだなって思った。

勝つために今までいろんな努力をしてきたけれど、

そこには常に負けへの恐れがある。

けれども、他者のすばらしさを認めて争うのを辞めると決意すると、

力が抜けて、日常の平穏に心が向かう。

今はこんな素晴らしい人が自分の夫であることが自慢だし奇跡みたいだなって思いながら、

いろんなことを豊かに楽しめる気持ちになっています。

ちょっと前まで、収益を上げるために、とか、

ビジネス戦略を練ったり、達成したり実績を出すことを大切にしてきたけど、

今はそういうのに興味が無くなった一方で、

いっくんだけではなく上の子たちとも向き合う時間が増えたし、

夫への感謝と尊敬が増した。

それでもなんだかんだ仕事もけっこう効率よくこなせていて、

アクセスがどうとか、売り上げがどうとかよりも、

こうしたらもっと良くなるな、喜ばれるかなっていう

平和な気持ちでやれています。

昔は、大きな星のイベントの前は、頑張って発信してアクセスを稼がないととか思っていたんだけど、

無理ならごめんなさい、で、心の向かうものを優先にしたりしています。

いっくんつかまり立ちできるようになったよ♡きゃわ♡

今みたいな、日常を大切にしながら、時々星を読み、物を書き、

人に伝えるというのが本当に最高のバランスだと感じていて…

これがずーーーっと続くといいなって、

それを純粋に願っています。

長く続くことの方が大切で、目先の成果はあまりいいかな、という感じでしょうか。

将軍は成果を上げて、敵に勝って、何者かになろうとしたけれど、

本当は自分の場所でコツコツと社会や家庭の役に立つことをする人が尊い。

年始に行った延暦寺の開祖、最澄の言葉にもあります。

海部舞(星の舞)@KaibeMai
最澄のお言葉。「径寸十枚是れ国宝に非ず、一隅を照らす此れ則ち国宝なり」金銀財宝が国の宝なのではなく、自分の場所で社会を良くするために力を使っている人が国の宝なんだ、、自分らしく生きることができる道を見出せる人がさらに増える一助となるよう、今年も活動していきたい。
2020年01月05日 22:41