わたしたちは人生において、
12サインのすべてを学ぶ。

これは占星術の第一人者の松村先生がご著書に書かれていることで、
わたしも本当にその通りだと思っている解釈です。

12サインは宇宙のエネルギー領域。

わたしたちの意識の「型」を12に分けたようなものだと思っているのですが、
わたしたちは生きているうちにその12サイン全部を学びつくす旅をする。

でも、歩き出すにはスタートの場所が必要ですね。

それが出生のホロスコープです。

 

出生図では自分が何に深入りし、
どういう感受性で世界を見て、感じるかが示されているし、
どんなプロセスで成長し、なにを克服していくかもわかります。

でも、それをやりつくすと、出生図からも自由になります。

 

自分の意識や意図次第で、なんでも叶うんだとわかるようになるからです。

 

同時にその時々の宇宙のエネルギーと、
『星使いの時刻表』に書いているような、集合意識に働きかけるものです)
その時その時に出会う人のエネルギーとも響きあっています。

人間関係も、出来事も、すべて自分自身とのエネルギー交換だと思っています。

『星を使って~』の第5章にも書いています。

 

ホロスコープを読むことの良さというのは、
制限された感覚を壊してくれることにあるなぁと思っています。

わたしたちは往々にしていいろいろと囚われてしまう生き物で、
自分から見た視点が絶対のように思えます。

でもホロスコープの12サインや12ハウス、
天体のエネルギーを知っていると、
ああ、その感覚は●●座的だな、とか、
それは●●ハウス的な学びだな、とか、
そんな風にわかる。

 

●●座的、という言葉を言うときに、
それはあくまでも12の型の中の一つの在り方だ、とわかっているわけです。

 

誰かの言葉を読みます。

例えばその人はバリバリのビジネスウーマンだとする。

そしたらやっぱり、山羊座の強い方なのかな、と考える。

 

家庭を大切にしたいという人がいる。

あぁ、蟹座が強いのかな、と感じる。

 

そこには「違い」があるだけで、「優劣」はありません。

 

時間は常に螺旋階段のように循環していて、
わたしたちは常に進化して成長している。

その感覚もホロスコープでわたしはつかんでいますが、
そうすると、どんな状態の人も常に進化の途中にいるし、
どんな過去も、「層」として「今ここ」に繋がっていて、存在している、
というのが感覚的にわかります。

 

どこかに長期滞在して深入りしたり、
さらっと通り過ぎる場所もあったり。

それでも常に循環し、進んでいます。

 

10天体の感覚をつかんでいれば、
怒っている自分を感じても、
あぁ、山羊座の火星の、社会への怒りや正義感が発動しているな、などと、受け止めます。

自分というのは音や光のように、
常にグラデーションで、
自分にしかない色で輝き、命を響かせている。

 

そのことを感覚的にわかるようになります。

 

そうするとどんどん「~べき」がなくなっていって、
ただ、「違うんだな」というのがわかります。

 

ただし、「法則」はあります。

宇宙の法則を理解するにも占星術はすごくいいと思っています。

この両方の視点が大切。

あらゆるものは唯一無二で、
同時に法(秩序)の中で生かされている。

法は知っていれば知っているほど便利です。

時間や暦を読めないと不便なのと同じレベルで、
占星術は教養にしたらいいのに…と思うくらい。

 

いろんな人の価値観に触れて、
自分の大切にしたいことや
どうしたいかがわからなくなったら、
結局原点に戻るのはホロスコープです。

わたしはずっと自分探しをしたり、
自分にしかできないことをやっていきたいって思って揺らいできた。

わたしにとってホロスコープは、
人生の下支えをしてくれる大事な指標になりました。

 

そして、価値観も幸せの在り方も人それぞれなんだとわかるようになりました。

 

好き嫌いも自由だし、ゆがんでいてもいい。

それはもちろん、自分自身も含めてです。

 

人から嫌われても、ゆがんでいるように見られても、
わたしはわたしでしかないんだ。と。

 

 
 
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引用元:わたしたちは結局、12星座の全部を学ぶ